温かくなり本格的な釣りシーズンを迎えた今日この頃。日を追うごとに気温・水温が上昇し、釣れる魚種も徐々に増加。日中のデイゲームはもちろん、ナイトゲームでも快適に釣りを楽しむことができるようになり、いよいよ最盛期へ突入といったところだろう。
そんなハイシーズンに気になりだすのが太陽による強い陽射や紫外線といった問題。特に5~8月頃はその影響が強く、日焼けはもちろん、熱中症対策も必要な時期となる。日焼け止めの使用やコマメな水分補給などは基本中の基本なので、油断せぬよう心掛けていただきたいところだが、今回はその中でも目の保護に最適な偏光グラスについてお伝えしたいと思う。
そもそも偏光グラスとは、読んで字の如く「光を偏(かたよ)らせるためのアイテム」で、光の中に存在する特定の光(反射光など)をカットすることにより、見やすい視界を確保するというモノだ。特にフィッシングシーンで用いられる偏光グラスは水面の乱反射を抑制し、水の中をよりクリアに見通すことができるように設計されたモノが多い。
また、前述した通り、偏光グラスは余計な光をカットしてくれるため、太陽光に含まれる紫外線も遮断してくれる。ご存知の通り、紫外線は日焼けの原因となり、皮膚と同様に眼球も日焼けをしてしまう。そのため、レンズで物理的な障害(ルアーなど)から目を守ると同時に、眼球を日焼けから守るという効果も大いに期待できるのだ。
さらに、昨今はデザイン性を重視したファッショナブルなシルエットやデザインを持った偏光グラスも多く、機能性とデザイン性を兼ね備えたモノが多いので、オシャレを気にするアングラーにも最適なラインアップが見つかるだろう。
出典:BUNNY WALK
このように、釣りにおける偏光グラスのメリットは非常に多い。
- 景色や水中をよりクリアに見通す(釣果UPにつながる)
- 眼球を物理的に守る(不意の事故を防止)
- 紫外線による日焼けを防止する(疲れの軽減、集中力UP)
- とりあえずオシャレ(テンションUP?)
視界を確保して目を保護するという意味では魚種やスタイルを問わず釣りのマストアイテムといえるだろう。
偏光グラスのデメリットを考えてみた
さて、メリットばかりではアレなので、デメリットにも触れておこう。おそらく偏光グラスのデメリットとして挙げられるのは、長時間の使用における顔面の疲労や、掛け使い慣れないことでのわずらわしさだろう。だが、これは顔の形にあったデザインやフレームの調整で解消されることが多いので、購入の際にしっかりと検討することで解決できる。