今江克隆のルアーニュースクラブR「テムジン復活!? ついに公開!テムジン・コンセプト最新バスロッド4モデル」の巻 第1007回
テムジン復活!?
そしてインスピラーレ最新3機種の見通しがついた時点で、水面下で開発をスタートさせていたのが「テムジン」の復活である。
「テムジン」ブランドの復活ではなく、自分のためだけに、一切一般ユーザーの好みや流行、量産は無視し、現代技術の粋を極めて他にない自分だけの武器を自分のために作るそのコンセプトが「テムジン・コンセプト」である。
現在、スピニングロッドの「ウッドペッカー510ULX」、「デスディーラー511SHX」、ベイトロッドの「ハングマン511SHX」、「マッドガゼル62HX」の4機種が水面下進行しており、すでに4機種ともほぼ完成域に達している。
見ての通り、全てが最長62以下のベリーショートロッドであり、全てが30〜40トン以上のキレキレの高弾性〜超高弾性カーボン採用の強靭で肉厚な特徴を持つロッドである。
これらロッドの開発上の特徴は、「T1100G」、「M40X」系ブランクスをエバーグリーン直系国内工場でマンドレルから特注生産し、組み立て、ガイドセッティング、グリップデザイン、を青木哲プロの竿工房で自分の立会いの上で微調整していくという工程をとっている。そのため、量産型工場設計とは違った、極めて独創的でマニアックなセッティングになっている。
この裏開発の4機種は、個人的に製作したモノであり、現時点では販売するかすら未定だ。
マジで、これがバスロッド!?「ウッドペッカー510ULX」の特異性
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