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今江克隆のルアーニュースクラブR「テムジン復活!? ついに公開!テムジン・コンセプト最新バスロッド4モデル」の巻 第1007回

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
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バスロッドにおける「高性能」が意味するところとは?

そして、今期リリースになる「ブラックレイブン・エクストリーム」、「クーガーエリート7」、「ディアウルフワイルド7」は、トッププロから一般ユーザー、果ては初心者でも、過去最高の操作精度と耐久性、使い手を選ばない、誰もが気持ちよく扱えるコンバットスティックの歴史上、間違いなく最高峰ロッドシリーズが完成しようとしている。

「M40X」世界初搭載の「ブラックレイブン・エクストリーム」、超軽量Fアクション・スパインレスの「クーガーエリート7」、そして肉厚強靭スパインレス「ディアウルフワイルド7」、2020年リリース予定のインスピラーレ3機種はコンバット史上最高傑作の名に相応しい(写真はディアウルフ)

耳障りの良い意味不明な広告コピーではなく、構造的、物性的にも性能を技術的裏付けで説明できる超高性能ロッドは使い手を選ばない。

超高性能ロッドとは即ち「全方向にストレスのない快適なロッド」、いわば日本車の最高峰レクサスにおける最高峰機種のようなものなのだ。

クセの塊のような「初代コンバットスティック」、「テムジン」の流れから、この進化は現代のバスフィッシングマーケットの志向性、時代性に合わせて進化してきたと言える。

それに何の間違いもない。

しかし、レクサス最高車種は本当に全方向に自動車として最高最上だが、自分はやはりたとえ運転し難くても、使い手の器量次第では全く他を寄せ付けないトガりにトガった特殊性能を発揮するクセの塊のようなF−1マシンが昔から大好きなのだ。

馬力を扱いきれず初心者では雨の日にアクセルすら踏めないような車でも、ひとたび乗りこなせば他を圧倒するパフォーマンスを発揮する。そんなF-1マシンみたいな竿、それが「コンバットスティック」シリーズ歴代で最も過激でクセが強かった「テムジン」だと思っている。

全性能において世界最高峰の完成度を誇る「レンジャーZ521L/300RS」に乗っていても、20年以上も前の最後の本家「チャンピオン221DCX/2スト300XR」のブッ飛んだ走りの魅力は、今もなお健在なのだ。

令和に「テムジン」が復活する!?

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