釣具屋さんやSNSで「これ、流行ってますよ!」「これは持っとかないと!」なんて言われれば、気になる!という人は多いんじゃないでしょうか。
かくいう記者もその1人。やっぱり流行りモノはチェックしたい派です。
数々の定番アイテムやメソッドを生み出してきたこの方は、次の”流行”や新しい”定番”をどう考えているのか。
釣れるワームの代名詞「ゲーリーインターナショナル」の総帥にしてレジェンド”河辺 裕和”さんに「改めて流行りそう!」というアイテムを聞いてみました!
その①:グラブシリーズ
定番中の定番。ゲーリーといえば!な「グラブシリーズ」。
もう、かれこれ25年前、記者が小学生のときに初めてバスを釣ったのも4インチグラブ。
「みなさん使ってますか~?」
河辺さんが流行しそうなワームに”あえて”グラブを選んだ最大の理由はその汎用性。
ジグヘッド、ノーシンカーなどウン十年釣れ続けている定番の使い方はもちろん、ブレーデッドジグのトレーラーにしたり、ライトテキサスのマキマキなど、最近のパターンやメソッドにもしっかりハマるというところがミソ。
またシングルテールなら、2インチ、3インチ、4インチ、5・1/2インチ、6インチ、8インチまでの6サイズの展開で、野池や小規模河川から、ビッグレイクまで使う場所を選びません。
4インチならそのカラーは100色以上にも。また、2020年にはNEWカラー「#411 エビミソ」が登場するなど、新色がどんどん登場することにより、少しずつアップデートされていくのも注目すべき点。
ちなみに、実釣取材時はアフターがそろそろ回復してくるタイミング。
ベイトを追い始める際にバツグンに効くとのことで、6インチジャンボグラブをフリーリグ(7g)で使用。
ちなみに4インチグラブほどのテールがついた5・1/2インチ(スレンダーグラブ)はジャンボグラブに比べ、もう少しキビキビアクションするとのことで、水色がクリアなときなどに効くそうな。
テールをカットした”イモグラブ”があまりに有名な「グラブ」のチューン。
実釣時にノーマルのジャンボグラブで反応がないとき、河辺さんが現場で施したチューンがこちら。
テールの先を少しカットする通称「ムーンカット」チューン。
オリジナルでは波動が強すぎる時などに、少し波動を抑えよりタイトにナチュラルに誘えるチューン方法。
フリーリグやテキサスリグ、ノーシンカーはもちろん、ラバージグやブレーデッドジグのトレーラーにしても「めちゃめちゃいい動き」とのこと。