夏と言えば“トップウォーター”だ!という方も少なくはないはず。
そう、水面が派手にドーンと割れる興奮は、何ものにも代え難いもの。
夏のトップ、この2人は何を投げるんだろう?というわけで。ゲーリーインターナショナルの総帥、ご存知「河辺 裕和」さんと、同じくゲーリーファミリーの「富村 善之」さんにいろいろ聞いてみることに。
で、聞いてみると…鬼定番あり、チューニングあり、試作品ありと、めっちゃおもしろい。
というわけで、さっそくご紹介!
ヤバイチュッパミニ
実釣取材当日は時折、雨交じりの曇り空でトップウォーター日和。まず入ったのは遡上前のアユが溜まるパラパラとヒシモが生えるワンド。
そこで富村さんが、最初に投げたのが全長52mm、自重約4gのポッパー「ヤバイチュッパミニ」。
ゲーリーインターナショナル公式「ヤバイチュッパミニ」詳細ページはこちら
フィーディングスイッチを入れる、ドッグウォークをベースにした小魚のボイル系アクションが最大の特長。小型ながら前方向に高く上がるスプラッシュがバスに追われて水面から飛び出す小魚の様子を再現するためアピール力はバツグン。
今回は時おり水面に浮いてくるアユのサイズにリンクさせたいとのことで使用。
で、気になったのはそのセッティング。
パラパラとヒシモが生えているフィールドなので対カバー用に…と、フックはガード付シングルフックに交換。「これでも全然フッキングしますよー!」とのこと。
また、ラインはPEライン2号を直結で使用。藻に巻かれる前にゴリ巻きでキャッチできるそうな。
「飛距離を重視するなら、もう少し細めでも大丈夫」みたいです。
ジャンボバズベイト
続いてローテーションしたのは、もはや定番中の定番「ジャンボバズ」。
個人的には、使い込んでしっかり育てた「キュルキュル」という音がめちゃ好み。
オリジナルのバズベイトと、ジャンボバズベイトの2種類がラインナップされていて、富村さんが手にしているのは「ジャンボバズ」の方。
ゲーリーインターナショナル公式「ジャンボバズベイト」詳細ページはこちら
こちらは、箱から出した状態でトレーラーなどは使わずにノーマルで使用。
その前に少し投げたチャターベイトに反応があったことから、比較的じっくり誘う「チュッパミニ」から、連続的にアピールできるバズベイトへとローテーション。
で、ここでのキモはタックルセッティング。
富村さんはバズベイトを使用する際、“ナイロン 12lb”を使用。その理由は、フロロだとラインが沈みリーリングスピードがどうしても早くなってしまうからとのこと。
スピーディには探りたい。でも早すぎるとバズがルアーを追いきれない…そんな状況で試してみたいラインセレクトですよね。
![](https://i0.wp.com/www.lurenewsr.com/lnr/wp-content/uploads/2020/07/IMG_7134.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ジャンボバズできっちり50UP