テイルウォークのスピニングリールで、シイラやカツオ、さらにはキハダなど、超パワフルに疾走する魚と対峙するためのモデルが「クロシオ」シリーズ。
クロシオには、ジギングを中心としたアプローチに向くクロシオPGXとキャスティングモデルのクロシオHGXがあります。
お分かりの通り、PGXはいわゆるパワーギア、HGXはハイギアモデルですね。
クロシオPGX
で、今回はクロシオPGXをご紹介。
出典:テイルウォーク
まずご覧ください。
古家達郎テスター(現役船長でもあります)が、ジギングでナイスなヒラマサをキャッチしています。
ここで使用しているのがクロシオPGX。
ご存知の通り、ヒラマサってスプリンター。姿のよく似たワラサ・ブリの同サイズと比較しても、その走りはムチャクチャにトルクフル。しっかり受け止めてキャッチしていますよね。
スゴいリーズナブル
で、この手の大型青物などに対応するリールって、かなり高価になりがち。
ところが、このクロシオシリーズは相当にリーズナブル。
今回紹介するPGX2機種は、定価21,000円と22,000円の(もちろんHGXもハイコスパ)。
「コスパに優れる」ってのは実力が伴ってこそ使える言葉だと思いますが、実際に各地で大型魚がキャッチされています。
シイラやカンパチ、ブリ、ヒラマサ、カツオ、マグロといったターゲットとのファイトを想定したドラグ設定やボディの剛性、スプール&ハンドルデザインなどあらゆるパーツがオフショアゲームを想定された設計になっています。
滑り出しの良い湿式多板ドラグワッシャーとビッグドラグをもたらす大口径カーボンワッシャーを装備。
またドラグはアルミニウム防水ドラグノブ&細やかなドラグ設定が可能なドラグラチェットシステムを採用しています。
リールハンドルはマシンカットハンドルアーム&ノブを採用。またファイティンググローブにも優しいプレーンな形状に仕上げられています。
名前で分かりやすい2機種
クロシオPGXには2機種あるのは上記の通り。
33PGXと43PGXです。この数字は33はPE3号300mのラインキャパ、43はPE4号300mのラインキャパという意味です。
ご自身に合った方をセレクトしてください!
出典:テイルウォーク
ギア比 | ウエイト(g) | ドラグMAX(kg) | 糸巻量 | ベアリング | 最大巻上 | 価格 |
4.8:1 | 530 | 14 | PE3-300m | 7+1 | 81cm/回転 | ¥21,000 |
クロシオPGXのバーサタイルモデルといえる33PGX。
出典:テイルウォーク
ギア比 | ウエイト(g) | ドラグMAX(kg) | 糸巻量 | ベアリング | 最大巻上 | 価格 |
4.8:1 | 535 | 16 | PE4-300m | 7+1 | 84cm/回転 | ¥22,000 |
33PGXと同型のボディながら、ドラグMAX16kgとパワーに特化したリールです。
PGXの使いどころ
さてさて、元々HGXの後を追うように登場したのがPGX。
その存在の意味を大澤康広さんが解説してくれている動画が以下。
参考にしてみてください!
コストパフォーマンスが高いテイルウォークのクロシオPGX
例えば自重などはさすがにフラッグシップモデルほど軽量とはいきませんが、価格帯を考えると非常によくできたリール。
ラフに、タフに使えるクロシオはオフショアビッグゲームの入門にも十分な性能ですし、サブ機としてもイイかも!
もちろん、ジギング以外でもパワーも十分に備わっているので他のゲームでも使用可能です。
ぜひクロシオのロッドシリーズと併せてチェックしてみてください。