ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

ZPI・伊藤雄大が解説!オカッパリ~ボートまで大活躍!何かと便利な万能ロッドとは?【アルカンセV-610M】

寄稿:伊藤 雄大
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

皆さんこんにちは!ZPIプロアングラーの伊藤雄大です。

発売以来、お陰様で好評をいただいているアルカンセロッド、今回はシリーズ屈指の汎用性を誇る人気モデルV-610Mと、そのオススメセッティングを紹介していきます。

タックルはセッティングが命。リールやラインの違いで快適さが断然変わってくるので参考になれば幸いです。

アルカンセロッドV-610Mの特長とそのセッティング

今回紹介するV-610Mはアルカンセロッドのシリーズの中核を担うアイテム。

品番のVはバーサタイルの頭文字で、その名の通り守備範囲が広く、巻き物~撃ち物まで幅広く対応できる万能系ロッドに仕上がっています。

スペック
製品名 全長 仕様 ルアーウェイト ライン 価格(税抜)
ALC–V610M 2.08m グリップ着脱タイプ 1/4 ∼ 1oz  8 ∼ 14lb ¥37,000

レングス:6フィート10インチ
パワー:ミディアム
テーパー:レギュラーファースト

となります。

マルチに使えて反響感度が高い

オカッパリの使用時、足元の草や枝をかわし易いように、少し長めのレングス。ルアーを引いてくるコース取りのし易さでも長さのメリットが活きてきます。

パワーはミディアムクラスということで、8~20g程度のルアーが投げやすいです。

軟らかめのティップにしっかりしたバット部分というテーパーデザインで、軽量ルアーもティップのしなりを利用して投げやすくなっています。

津風呂湖でキャッチしたロクマル。3.5gスモラバのフィネスアプローチで

チューブラーティップを採用しているので、ワームフィッシングでのボトムのゴツゴツ感やスピナベのブレードの回転を感じ易く、いわゆる「反響感度」が優れたモデルになっています。

チューブラー採用により、しなやかさと障害物回避性能を両立している

相性のよいルアー

相性の良いルアーの範囲が広いのでアレコレ紹介したいですが、あまりに多くなってしまうので絞って5つオススメルアーを挙げると…

・1/4ozスピナーベイト
・シャロークランク
・ペンシルベイト
・3.5gスモラバ
・カバーネコリグ

このあたりはベストマッチします。

タフなフィールドでも活躍する「少し」小さなルアー達

一本で色々やりたいシチュエーションではまず最初に選ぶロッドになります。

荷物を絞ってテンポ良くランガンしたいオカッパリとの相性はもちろん◎。

ボートフィッシングにおいても、このロッドが色々こなしてくれるので、他のロッドをより専門的なセッティングに仕上げられるメリットがあります。

H-1グランプリ津久井湖でもV-610Mでキッカーフィッシュをキャッチ!

合わせるリールはアルカンセRG-Cがオススメ

近距離~中距離のキャストで狙う場面が多くなってくるので、リールは近距離に特化した味付けのアルカンセRG-Cがオススメ。

ギア比は万能さを求めるならNSかHS。ライトテキサス等の撃ち物をやり込む場面なら回収の速いXSも良いです。

ラインはフロロの10~12ポンドを基本として、クランクベイトやトップウォーターを多用するならナイロンの12~16ポンドも選択肢に入ってきます。

アルカンセRG-Cは軽量ルアーにも対応。快適なゲームを約束してくれる

マルチに使えるアルカンセV-610M。あなたの釣りをもっと快適に、もっと楽しくしてくれるアイテムです。ぜひチェックしてみてください!

YouTube「ZPI公式チャンネル」もチェック

youtube「ZPI公式チャンネル」では最新動画を続々公開中!イイネ&チャンネル登録お願いします。

2019H-1グランプリ「メジャーレイク津久井湖チャレンジ」

出典:YouTube「ZPI公式チャンネル」

初心者アングラー必見!ユニノットの結び方

出典:YouTube「ZPI公式チャンネル」

伊藤 雄大(Yudai Ito) プロフィール

オフィスZPI所属。アルカンセロッド&リールを駆使し、ハードルアーのみ使用可能なバストーナメントH-1グランプリ2019では参戦初年度から年間ランキング3位を獲得。エリアフィッシングでは絶対王者の異名を持ち、そこで培ったレンジコントロールを武器に様々な魚種を追いかけるプロアングラー。

ZPI(ジー・ピー・アイ) プロフィール

元々はカスタムチューンメーカーとして高い評価を受けていたZPI。2019年、ZPIは総合釣具メーカーへと生まれ変わった。元来の技術力の高さを生かしたリール「アルカンセ」を皮切りに、リールのみならずロッドもリリース。「アルカンセシリーズ」としてバスフィッシング界で新たな注目株となっている。また、偏光グラス「エアエピック」やフック「EZオフセット」など、分かりやすく使いやすい、それでいてハイスペックなアイテムをさらに拡大中。社名の由来は「Z Performance Technology Inc.」Z:究極の、Performance Technology:性能・技術、Inc.:会社。
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」