初めまして。
レイドジャパンロコアングラーズの和田真至(ワダマサヨシ)です。
岡山県の河川やため池をホームグラウンドとしていますが、県外のリザーバー等様々なフィールドに出かけて日々精進中。
さて!今回、自分が紹介させて頂く内容は梅雨時期の“河川&ため池の攻略”です。梅雨…、アングラーにとってはウキウキするシーズンですよね!
和田 真至(Wada Masayoshi) プロフィール
梅雨時期の”河川”の攻略
まずは河川から。
ローライトから雨の降り出しのタイミングは、幅広くスピーディーにチェックすることができる巻物がオススメ。
自分が良く通う河川では、シャッドテール等の巻き展開が高反応なことが多々あります。
ゆっくり強く巻きたい場合は、「フルスイング5inch」ノーシンカーで、スピードを上げて巻きたい場合は「ヘッドスライド5g」 +「フルスイング4inch」の組み合わせ…といった感じで、この二つをローテーションしながらサカナからの反応を伺います!
エリアが広過ぎて絞れない時・魚の居場所が把握出来ていない場合にはスピーディーに探れるスイムジグ、エリアや居場所がある程度絞れたらノーシンカーといった感じですが、雨やローライト時には魚が散っている事が多いので、今はスイムジグの使用頻度が高いですね。
また、雨によって増水するとカレントが発生しますが、その日の魚がカレントを好んでいるか?嫌っているか?も大切です。カレントが当たるアウトサイド寄りか?、はたまたカレントが当たらないインサイド寄りか?…等、仮に1匹釣れた時のエリアの特徴を良く観察しておく事で2匹目3匹目と繋がってきます。
ヘッドスライドは良くすり抜けてくれるので、多少のカバーや水中のウィード+ストラクチャーなどもガンガン攻める事ができ、フルスイングの強さは遠くからも魚を引っ張ってきてくれます。
この二つを組み合わせる事で、今の河川では最強の武器になってくれます。
https://www.instagram.com/p/CB20R6Fp50d/
●ロッド:グラディエーターアンチ GA-72HC キングヘビー
●リール:18バンタムHG ktfチューン(シマノ)
●ライン:エクスレッドタイプNS 16lb(TORAY)
梅雨時期の”ため池”の攻略
続いてはため池。
雨が降り出すと水に濁りが入る事が多いと思いますが、そんな時には波動が強い巻物がオススメ。
濁りが入った状況では、先日登場した「レベルクランクゴリラー」や、もはや定番の「レベルスピン」、そして2020年登場予定の「マックスブレード タイプパワー」などの強波動のルアーへシフトすることをオススメします。
そして、まだ目が慣れていないタイミング等によく起こる、食いミスやアタックしてきただけのバイトをものにするため、トリプルフックが付いている「レベルクランクゴリラー」から投げ込むことがベストです!
『キモ』はゆっくり強く巻くことです!!
https://www.instagram.com/p/CCPvCcApK0b/
さらに濁りが入り、流入量が増えて水門絡みやため池であればインレットから落ちてくるエサを待ち構える個体が出てくるタイミングには、打ち込みの釣りがオススメです。
個人的最近のNo.1ヒットルアーは「エグチャンク4inch」。
エグチャンクの形状的にザリガニに化けることは当たり前で、雨絡みで出てきた大きめのカエル等にも勝手に化けてくれるので、使用頻度はかなり高めで、サカナからの反応もかなり良いです。
使用リグですが、RPZスタンダード7g(リューギ)の直リグが個人的にNo.1でオススメです。ボトムズル引きからスイミングまでカバーすることが可能です。
落ち込み直下が不発でも、経験上そのままその周辺を丁寧に探ると吉とでることも。そこで、落ち込みは周辺まで丁寧に探ることをオススメします。
濁りの入り出しのタイミングはサカナの目が慣れていないので、小刻みに入れ込むことやシルエットがはっきり出るカラーをチョイスすることをオススメします。
https://www.instagram.com/p/CCNzNsZJLQt/
●ロッド:グラディエーターアンチ GA-72HC キングヘビー
●リール:20メタニウム HG(シマノ)
●ライン:エクスレッドタイプNS 18lb(TORAY)
河川やため池問わず、まだまだ比較的ストロングな展開で押し切りフィーディングサイドの強い個体を巻いたり打ち込んだりして、比較的楽しい釣り方で良いサカナと出逢える季節感ですので、是非参考にしてもらえたら…と思います。
また、釣りに出掛けた際は、足元がぬかるんでいたりすると危険ですので、十分に注意してバスフィッシングを楽しんでいきましょう!!