【伊東由樹のメガトレンド最前線!】新感覚の飛ばせる羽根モノ!i-WING「FRY」が切り開く新境地
伊東由樹(YUKI ITO ) プロフィール
あのi-WINGに子供が生まれた!?
世界中の水面を爆発させているi-WINGにチョイ投げサイズが新たに加盟。その名も、i-WING「FRY」。FRYとは「稚魚や小魚」の意味で、毛バリの「FLY」ではないことからも、水面で戯れる小魚の群れを演出する新感覚のトップウォーターシャッドだ。
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オリジナルのi-WING135は2020年、世界三大デザインアワードのひとつ、ドイツのハノーバーを本拠地とし世界のデザインアワードで最も歴史のある国際フォーラムデザイン主催、「IFデザイアワード」を受賞。ルアーではアイティオーエンジニアリングのONETEN(ワンテン)に次ぐ、世界で二例目となるアワードWINNERを獲得した。
i-WINGシリーズ各モデル専用に搭載される異なるテクノロジー
オリジナルのi-WING135に搭載されたメカニズムはR.A.B(ラダーアクションバランシング)システム。内蔵された振り子バランサーの稼働にジョインテッドボディが連動し、なまめかしくうねるアクションと独特なディレイサウンドによる衝撃派の発生を実現させている。
一方のFRYは、これまでの小型の羽モノルアーの難点だった「飛ばせない」弱点を根本から解決している。同時に、実際の小魚が放つ水面のインパクトについて、「刺激のリアリティ」を追求するために、「FRY専用」のボディパッケージを開発。重心瞬間移動システム「LBOⅡ(リニアベアリングオシレーター)」PAT.をロールセンター軸上に同期させて搭載する、初のトップウォータープラグとして専用のボディフォームが完成した。
FRYは、これまで羽モノに見られた「リトリーブ開始直後のアクションのタイムラグ」などいっさい発生させず、「リールの巻き動作と直結したウイングアクション」を実現させた。これは、はっきりいって気持ちいい。着水と同時、ベイトリールのクラッチがつながった瞬間から、すでにFRYは泳いでいるのだから。誘える魚の数も多くなる。
FRYの際立つレスポンスは、これまでの羽モノがみせたルーズなストップ&ゴーとは一線を画す。「撹拌のON/OFF」にメリハリのある鋭い刺激をバスに与えている。
出典:YouTubeチャンネル「 Megabass Channel」