世はまさに、大海賊時代!ではなく、大フッ素コーティング時代ともいうべきだろうか。より刺さりのよいフックを開発するため、各メーカーが日夜、しのぎを削っているわけだが、中でも特に耳にするのが「フッ素コーティング」の話題だろう。
リューギのTCコートやダイワのサクサス、がまかつのナノスムースコートなど、各社様々なフッ素コーティング技術や手法を用いて貫通性に優れたフックを開発しているわけだが、そんな熾烈を極めるフッ素コーティング争いの中、今回はあのFINA(ハヤブサ)のアイテムをご紹介。
FINAのフッ素コーティング仕様のバス用トレブルフック。それが「瞬貫トレブル ラウンドレギュラー」だ。
出典:ハヤブサ
FINAでは「エアロトレブル速掛」がトレブルフックの代表的なアイテムだが、その遺伝子を受け継いでさらに進化を遂げたフックが、この瞬貫トレブル。
文頭でも触れたように、このフックは貫通性に優れたフッ素コーティングを採用することにより、スッと懐まで刺さるスムーズさを実現。さらに、初期段階の刺さりをより向上させるため、ストレートポイント設計&スモールバーブ仕様になっている。
また、より深いフッキングを実現するため、フック先端からボトムまでの距離を長くしたスロート形状を採用しているため、掛けてからのキープ力も申し分ない。
なお、フックサイズも非常に細かく、#2、#3、#4、#5、#6、#7、#8の計7サイズをラインナップ。幅広いサイズバリエーションなので、プラグのサイズを選ばず使うことができそうだ。
琵琶湖ガイドで知られるガイド前田こと前田純氏も高評価。
刺さりはもちろん、掛けてからのホールド性にもこだわったFINAのNEWフック。これでますますトレブルフック選びが面白くなりそうだ。名前の通り、瞬時に貫通することウケアイ!