解説=藤波和成 Kazushige Fujinami
●琵琶湖ガイド情報●
plus1アングラーズサポート=ガイド受付☎080-3656-1414
出船マリーナ:BBNアヤメボートパーク(野洲市菖蒲262ー189)
ガイドエリア:北湖メインの全域
ブログ:http://ameblo.jp/nagara73/
使用ボート…スキーターFX20
遊漁船登録番号:岐阜第17号
釣行に役立つオススメ情報サイト=「ウィンドファインダー」。風予報が週間で確認でき目安にしやすいです
琵琶湖オススメランチどころ=「鮎屋の郷」遠方からびわ湖釣行のゲストにはお土産も充実しており人気です。
パターン解説
ポスト&アフターの時期は縦ストが作りだすシェードを経由して夏に向かう傾向強し! キモは超タイトに落とすことと、底を歩かせること
5-6月、僕のオススメはネコリグを使った縦スト攻略です。縦ストといってもその種類は多く、取水塔に代表されるマンメイドもあれば、季節が進むほど成長が進むグラス(エビモ、フサモ)も含まれる。まずなぜ縦ストなのかといえば、スポーンを終えた個体は縦ストが形成するシェードを経由して夏に向かう傾向が強く、ベストなスポットには次々とバスが入ってくる。そのキモはズバリ、ネコリグの素直なフォールラインを利用すること。縦ストに対して極めてタイトに落とすことで、フォールしてそのままバイトを想定する必要があると思う。
バイトがなければ移動距離を抑えるため、ロッドを縦にさばき、ラインスラックを操りながらネコリグがボトムを歩く、止まるを繰り返すのがベスト。なので、ベイトタックルよりもフリーフォールが可能で操作感の高いスピニングタックルがマストだが、スピニングを使った打撃の展開とイメージしてもらっても間違いではない。
このメソッドではミッドクローラーのネコリグというライトリグを使うのにも理由がある。極めて狭いスポットに対してローインパクトを心がけることでバイト数を伸ばせるからで、ベストなスポットを発見できれば50㌢クラスの連打も決して夢ではないと思う。
シチュエーション解説
適度な水の動きとシェード、それに甲殻類系ベイトの存在が大きな鍵を握っている!!
スポーニングエリアの1つ、「メインチャンネル側」。このパターンでのシチュエーションは、このヒトコトに集約される。なのでレンジ的にはミドル(北湖でいえば3-5㍍、南湖は2-3㍍)だが、極めて行動の早いポストからアーリーサマーのバスはスポットを次々に変える傾向が強い。そのため、毎回スポットを検索する必要はあるが、その条件は適度な水の動きとシェード、それとベイトがキー。
特にベイトは甲殻類の存在が重要で、ハードボトムなど、バス以上に硬いボトムマテリアルを好む甲殻類は釣り込むことでその存在がイメージしやすいと思います。ちなみに僕は太陽の位置を確認しつつ、縦ストが作るシェードと甲殻類の存在がイメージできるハードボトムがリンクするタイミングを狙っていますよ。
ベストマッチルアーはコレ!
バークレイ・ミッドクローラー【PFJ】のネコリグ
メインはバークレイ・ミッドクローラーのネコリグ。ミッドクローラーはフック位置より前部がしっかりストラクチャーを捉えるためのマテリアルを採用したことで、キースポットからの移動距離を抑えやすい。ただ、それ以上に大切なのはストラクチャーでバイトさせたバスを一気に引き離すパワーを持ったスピニングロッドといえる。何年もかけて作ったX-GLAIVE・マッスルバックは、このパターンにはマストです
Fantasista X-GLAIVE FXS-65M MGS 【藤波モデル】
藤波 和成 のネコリグタックル
■使用タックル…:X-GLAIVE・FXS-65M-MGS「マッスルバック」+レボPRM3000+:バークレイ・バニッシュレボリューション7Lborスパイダーワイヤーウルトラキャスト・インビジブレイド10Lb(※すべてピュア・フィッシング)