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【バス釣りルアーの使い方】ワイヤーベイト編【琵琶湖-春夏対応=解説=大仲正樹、杉戸繁伸、三宅貴浩】

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日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするための釣り方、ルアーを紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン4

今回紹介するのは、ワイヤーベイトパターン。

波動とフラッシングでデカバスを寄せマクるワイヤーベイト。広範囲のサーチやウイード攻略に欠かせない琵琶湖のマストアイテムですよね。
そんなワイヤーベイトの激アツパターンについて3人のプロガイドさん、大仲正樹さん、杉戸繁伸さん、三宅貴浩さんに解説をお願いしました。
琵琶湖の春~夏にかけての季節の攻め方について解説いただきました。

大仲正樹のスピナベ超万能カラーセレクト

杉戸繁伸の次世代ジグスピナー革命

三宅貴浩のウイードトップを狙うレンジ攻略術

 

解説=大仲正樹 Onaka Masaki

琵琶湖全域をトコロ狭しと駆け、巻きモノや食わせなどヘビーな攻めからライトな攻めを的確に使い分け、独自の展開でデカバスバイトを導きだす琵琶湖ナンバー1レベルのイケメン人気プロガイドの1人
HP…http://www.masaki-o.com/、ブログ…http://ameblo.jp/masaki-ohnaka/

●琵琶湖ガイド情報●
大仲正樹ガイドサービス=ガイド受付http://www.masaki-o.com
出船マリーナ:アークロイヤルボートクラブ(大津市衣川1丁目35-8)
ガイドエリア:全域
ホームページ:http://www.masaki-o.com/
ブログ:http://ameblo.jp/masaki-ohnaka/
使用ボート…チャンピオン202ELITE
遊漁船登録番号:滋賀第57号

釣行に役立つオススメ情報サイト=「ヤフー天気」と「ウェザーニュース」
琵琶湖オススメランチどころ=坂本のヤマハマリーナ。ビジター桟橋も完備なのでオススメ

スピナーベイトの重要性について

濁りの入ったエリアを広範囲にカバーするアピール系巻きモノの決定版! フラッシングと強波動を兼ね備えたスピナベがさらなるビッグを寄せる!

ここ数年の傾向として、3月以降は沖のボトムが丸見えなぐらいクリアUPすることもたびたびあった。そのような状況下での巻きモノといえば、スイミングジグやスイムベイトのような、よりナチュラルで弱波動なモノがバスからの反応を得やすいアイテムとして定番となっている。

しかし、年によっては濁りの入ったエリアが広範囲に広がっていることも多いので、そうなれば波動の強いスピナーベイトの出番が多く、スイムジグよりも使用頻度が高いぐらいスピナーベイトの投入機会が増えてくる。バスは水質がクリアな状況では視覚に頼って捕食するターゲットを絞り込むが、マッディな状況では視覚+側線で感じる波動(水を押す動きや音)を頼りに捕食するようになるため、スピナーベイトが効果的となってくる。

ちなみにスピナーベイトはブレードの波動やスカートのカラーなどの組合せが様々で、カラーセレクト次第ではスイムジグに近いような、視覚的にナチュラルなルアーにもなり得る。もちろんワイヤーベイト独特のフラッシングや強波動を利用したアピール力は最大の武器となる。

つまり、ブレードの波動やカラーを使いこなせば、非常に汎用性の高い巻きモノ系ルアーになるということなのだ。

というわけで春のマストアイテムであるスイムジグに加え、さらにバスを寄せる力のあるスピナーベイトを取り入れることで、より多くのバスをターゲットにすることができるので、ぜひスピナーベイトを投入してみてほしい。

パターン解説

状況に合わせたブレードセレクトが釣果を分ける! クリアにはガンメタ、カバーにはゴールドがオススメ

さて、ここではスピナーベイトのカラーの使い分けついて触れておきたい。

私の場合はスイムジグを使いたくなるようなクリア寄りの水質なら、ブレードの色はガンメタを多用する。
バスが横方向の動きでベイトを捕食するフィーディングスタイルの時にもガンメタ系ブレードの出番が多くなる。ギラついてアピール力の高いゴールド系は瞬時に見切られてしまう可能性があるので、ルアーを追わせて食わせるならガンメタをセレクトするのが無難ということだ。

一方、水質がマッディの場合はゴールド系、という定番の考え方も正解ではあるが、カバーの中にいるバスに対してアピールしたいのなら、派手なブレードやスカートがよい。
例えば、ウイードの背丈がではじめるこの時期は、捕食の動きが縦方向になる。ウイードの隙間から一瞬見えるルアーをバスに気づかせる必要があるので、瞬間的にも目立つゴールド系が優位になるのだ。つまり、ゴールド系はリアクション的な要素が多いカラーだといえる。

水質だけでなく、バスの状況(活性や潜む場所)でカラーセレクトを行うと反応が顕著に変わってくるので、スピナーベイトに限らず、そのほかのハードベイトのカラーセレクトにも役立ててほしい。

出典:ガンクラフト公式キラーズベイトオーバー詳細ページ

 

ベストマッチルアーはコレ!
キラーズベイトオーバー【ガンクラフト】

キラーズベイト・オーバーの特長は強波動&強アピールにある。水中での存在感は圧倒的で、急激な濁りや増水など自然界のイレギュラーなタイミングでバスに強烈なアピールが可能。逆にいえば、どこでも通用するオールラウンダーなスピナベではないので、様々なスピナーベイトの1つの選択肢として、ここぞというタイミングでキャストしてほしい。

出典:ガンクラフト公式キラーズベイトオーバー詳細ページ

Killers BAIT OVER

Weight Blade Color Price
1/2oz・5/8oz・3/4oz SILVER・GOLD・BLACK \1,600(税抜

 

大仲正樹のスピナーベイトタックル

■使用タックル…キラーズ00ダークマターKG-00 4-760MH(ガンクラフト)+メタニウムDC・HG(シマノ)+シーガー・R18フロロリミテッドハード16㍀(クレハ合繊)

DARK MATTER (ダークマター) KG-00 4-760MH
大仲正樹プロデュースモデル
DEAD SWORD改(デッドソード改) KG-00 6-710EXH S-Limited

琵琶湖ガイドの大仲正樹がムービング系ルアーの操作において求めるものを高次元で実現したロッド。
年間250日以上湖上に浮かぶ大仲にとって、まず一番にこだわったのは疲れない事。一日中キャストを続ける中での人に対する疲労の軽減。その為に、長いテスト期間を経てバランスを調整。7.6ftというレングスを感じさせない絶妙なロッドバランスに仕上がっています。もちろんモンスターバスとのファイトにも対応するキラーズ00特有の強靭なバットパワーはもちろん、ロングロッドにありがちな、重い、だるいというイメージを覆す操作性を兼ね備えた、まさに大仲正樹が求める拘りを全て詰め込んだ究極の琵琶湖バーサタイルロッドが完成しました。

Length Weight Lure Weight Line Weight Price
7ft 6in(1pc.) 約164g 3/8 – 1oz. 8 – 16lb. 54,000(税抜)

出典:ガンクラフト

シーガー R18 フロロリミテッドハード BASS
シーガー R18 フロロリミテッドハード BASS
シリーズ最高クラスの強度と感度を追及した、中・上級者向けのラインです。強度と感度を重視したハリのある糸質に仕上げていますので、ハードタイプのラインに慣れていないアングラーの方はご注意下さい。

Test lb. 3lb. 4lb. 5lb. 6lb. 7lb. 8lb. 10lb. 12lb. 14lb. 16lb. 20lb.
最大強力(lb.) 4.5 5.5 6.5 7.5 9 10 12 15 16.5 18.5 23.5
dia.mm 0.148 0.165 0.185 0.205 0.220 0.235 0.260 0.285 0.310 0.330 0.370
参考号柄 0.8 1 1.2 1.5 1.75 2 2.5 3 3.5 4 5
80m巻 2,000円 2,200円 2,400円

出典:クレハ合繊

 

 

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