こんにちは、オリムピックテスターの野田信也です。
メバリングシーズンもタケナワと言うことで、磯へデカメバル狙いに行ってきました。
今回、使用したのはグラファイトリーダーメバリングロッドの最高峰「18スーパーフィネッツアGSFS-752L-T」です。
出典:OLYMPIC
野田 信也(Shinya Noda) プロフィール
このロッドですが、ブランクスには「トレカT1100G」を巻き込み、軽さと強靭さ高感度を併せ持つ究極のロッドに仕上がっています。重量は76gで、今回はリールも含め221gという軽量セッティングで臨みました。
リグは、タングステン製にジグヘッド1.5〜3gにシャッドテール系ワームをセットしたジグ単。これでベイトフィッシュを意識している大型メバルにターゲットを絞り、夕日が沈むイブニングタイムに合わせてキャストを開始。
海藻が生い茂る岩と岩の間の狭い所にリグを通すといきなりのヒット! ドラグを鳴らしながらスリットに向けてラインが出ていきますが、ブランクスの強さを活かし、根に張り付こうとする相手をバットパワーで水面まで引き寄せます。しかし相手もエラ洗いで必死の抵抗。
間違いなく尺オーバーと確信した瞬間、ロッドのテンションが消え、針が外されてしまいました。
フロロカーボンのリーダーは白くスレれて攻防の凄まじさを物語っています…。
気を取り直してシステムを組み、再度挑戦。
沖の沈み根回りへ遠投すると再びヒット。根に走ろうとしますが、今度は両手をまっすぐ上げてロッドパワーを頼りにリールを巻き続け、良型サイズの取り込みに成功しました。
18スーパーフィネッツアGSFS-752L-T 実釣インプレッション
「18スーパーフィネッツアGSFS-752L-T」の使用感ですが、まじキャスト時、ブレのないティップの反発力による抜けの良さにまず驚かされます。
ロッドを水平に保ちながらリーリングは、持ち重り感をまったく感じさせません。高感度ロッドティップはジグ単の重さを感じつつ、水の中を泳ぐワームの遊泳姿勢をイメージしながらのリーリングは、心地良ささえ感じるほどです。
ストレスなく、集中してキャストを繰り返すことができることが、このロッドの一番の特徴なのかもしれません。
そして、魚を掛けてからは高強度ブランクスの強さが際立ちます。重量76gの中に繊細さと強靭さを兼ね備え、ビッグフィッシュにも余裕で対応できる安心して使い続けられるロッドだと感じました。
使用タックル
ロッド:18スーパーフィネッツアGSFS-752L-T(オリムピック)
リール:ヴァンキッシュC2000SSS(シマノ)
ライン:ソルティメイト スモールゲームPE-HG 0.3号(サンライン)
リーダー:ソルティメイト スモールゲームリーダーFCⅡ 7lb(サンライン)