マゴチゲーム
続いてはマゴチゲーム!
マゴチは6月半ばから7月半ばくらいまでが、東京湾では産卵期にあたり、正直少し気難しくなってしまう事がこの時期の特長でもあります。
この産卵期から8月くらいまで活躍するのが、スタッガーオリジナル3.5インチです。
春のワイド4インチパターンが終わり、ベイトが変わるからか、大きいものを捕食したがらなくなるのか…この産卵期はオリジナル3.5インチが強くなる時期です。
使うジグヘッドも少し軽めのものを使用します。メインを20gくらいとして、重い時は25g、軽い時は14gを使用します。
使うジグヘッドは水深を基準に判断。目安としては…
●2~4m 14g
●5~7m 20g
●7m~ 25g
という基準で、これに風が強く吹く場合はプラスαで重くする感じです。
この時期最も悩まされるのはカラー選びです。
他の時期ですと、潮色や、場所の色、ベイトなどに合わせてカラーを選ぶのですが、この時期は正直実績カラーが物をいう時期。理由は分からないけど、なぜかこのカラーが釣れるという時期になってきます。
というわけで、梅雨時期の実績カラーをご紹介します。
チャートオレンジBF
モエビ
シルバーシャッドG
この3色が梅雨時期の実績カラーです。
また昨年7月に発売された新色6色の中では、発売直後アジグローばかり釣れた経験がありますので、今年はアジグローにも期待です。
アクションはリフト&フォールがメインになるのですが、この時期はリトリーブでのリフト&フォールではなく、ロッドアクションでのリフト&フォールが有効です。
「チョンチョン」と2回くらいロッドのティップだけでルアーを跳ねさせてから、テンションフォールという流れです。
アクションのコツは、“なるべくその場でルアーを跳ねさせる”イメージです。移動距離を少なくテンションフォールの時だけ前に出るイメージでアクションさせます。
産卵期は春のようにガンガンルアーを追う時期ではないので、なるべく一匹のマゴチにルアーを見せてあげる、見つけてもらう事を意識して跳ねさせるアクションをすることでバイトを誘います。
また、産卵期はショートバイトが非常に多い時期。当たるんだけどフッキングしても乗らないという事が非常に多くなってしまうのです。
これを解消するために、アシストフックを取り付けることも一つの手ですが、1回目のショートバイトはあえてフッキングしない事で、ヒットまで持ち込める可能性が高くなると思っています。
どういうことかというと、アクション中に「コツッ!」っとショートバイトがあった時、いきなりアワセるのではなく、リールを1回転巻いて聞く動作を入れてください。
で、もし乗っていなければ、そのままアクションをし続けてください。2回目のバイトがあるはずです。(もちろんない時もあります)
2回目のバイトは、ほとんどが乗るバイトが多いです。2回目のはっきりとしたバイトがあった時点で、フッキングをしてください。
この時期のマゴチは、何となくルアーを1回で食いに来ていない感じがしています。
1度目は殺す動作で、2度目に捕食という感じがするのですが、1度目の時点でフッキングをしてしまうとルアーを見失ってしまい、2度目のバイトがもらえません。ショートバイトがあってフッキングして乗らなかったーと回収するのではなく、2回目のバイトを誘って確実に1匹を獲るようにしましょう。
また、単独行動だと思われがちなマゴチですが、かなりの数の群れで行動している魚です。
1匹あたって乗らなかったら、再度同じところにキャストし直すことで、同じ魚なのか周りの魚なのかわかりませんが、またバイトしてくることが高確率であります。バイトがあったところは重点的にキャストして攻めましょう。
【ジグヘッドで楽しむ!東京湾マゴチゲーム】
出典:YouTubeチャンネル「 HIDEUP Channel」」
【簡単に釣れる!】夏の東京湾マゴチゲーム〜「スタッガー」シリーズで楽しむ〜
ロッド:HIDEUP HUMRS-72ML-2
リール:tailwalk SPEAKY 3000HGX
ライン:VARIVAS アバニ シーバスPE マックスパワー X8 ステルスグレー 1号
リーダー:VARIVAS VEP ショックリーダー [ナイロン]20lb