日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするための釣り方、ルアーを紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン4
今回紹介するのは、表層プラッギングパターン。
表層付近のプラッギングでのバイト発生時はドキドキ感がハンパないですよね。
エビモ、フサモなど縦系ウイ―ドが成長しはじめたらそんなドキドキゲームが本格的にはじまる合図!
今回そんなゲームを解説してくれるのは前田純さん、中島成典さん、小田圭太さんという3人のプロガイド。
内容は琵琶湖の春~夏にかけての攻め方について解説いただきました。
解説=前田純 Jun maeda
●琵琶湖ガイド情報●
Guide Service MAEDA=ガイド受付☎090-8473-3894
出船マリーナ:ボートハウス・ラッシュ(大津市堅田1ー21ー3)
ガイドエリア:南湖8割、北湖2割
ホームページ:http://gsm.sakura.ne.jp/
ブログ:http://blog.livedoor.jp/gsm1091/
使用ボート…スキーター FX21
遊漁船登録番号:愛知5002号
釣行に役立つオススメ情報サイト=各サイトの風情報などはあくまでも参考程度。天気図を見て判断しています。観天望気(自然現象や生物の行動の様子などから天気の変化を予測すること)も!
琵琶湖オススメランチどころ=ヤマハマリーナ内のラ・セリア。火曜定休、桟橋係留。
オススメはパスタランチ
パスタランチ=3種よりお選びいただけるパスタをメインにしたランチです。
料金 1,300円(税込)、ご提供時間 11:00~14:30
【コース内容】バゲットパン、ミックスサラダ、パスタ(下記3種よりお選びください)
A. オイルベースまたは和風
B. クリームベース
C. トマトベース
フリードリンク
出典:ラ・セリア
パターン解説
縦ストラクチヤ―(エビモ、フサモ)にサスペンドするデカバスに、あえてポーズでアピール?
する超エキサイティングなパターンなのだ
今回紹介するのはパルスコッド攻め。時期的にはアフタースポーンに入ったバスや、アフタースポーンから回復したての個体を狙う場合によく使うパターンの1つです。
出典:デプス公式パルスコッド詳細ページ
アフタースポーン期やアフタースポーンから回復してくると、クイやウイードなどの縦ストにサスペンドする個体が多くなってきます。そのサスペンド状態のバスを狙うの時に効果を発揮するのがパルスコッドなんです。クイやウイードといった縦ストをじっくりとていねいに、しかも効率よく狙えるのがパルスコッドってワケ。
ポッパー系のルアーは、ガポガポやってナンボ! みたいに使う方も多いのですが、今回紹介する使い方はポーズがメイン。クイや縦に伸びるウイード(エビモやフサモ)のような縦ストの近くにキャストしたら、とりあえずその場で待てるだけ待つ(笑)。短くても30秒は待ちたいですね。
内部に搭載されたスプリングウエイトが震えて誘ってくれます。でるならそれででちゃいます。
出典:デプス公式パルスコッド詳細ページ
反応がなければ1ー2回、移動距離を抑えるように強く(鋭く短く)「ガポンっ」ってアクション。そしてまた放置。私の場合、それででなければ回収しちゃいます。
またラインスラックを上手に使ってアクションさせましょう。でたら、ひと呼吸置いてアワせます。フッキングしたらモリモリ巻くべし! 縦ストを狙っているので、杭やウイードに巻かれないようにモリ巻きです。そのためにも太いラインで挑みましょう。ポーズがメインの待つ釣りでは、比重の重いフロロカーボンのラインは向いていません。私はデュラブラトリプルテン(ダイワのナイロン)の20Lbでやってます。
また、その縦ストから掛けたバスを引き離す意味でも7.3:1のハイギヤのジリオンTWをチョイスしていますよ。
出典:ダイワ公式ジリオンTW詳細ページ
アイテム | ハンドル 1回転 | ギヤ比 | 自重(g) | 最大 ドラグ | 巻糸量 | 巻糸量 | ハンドル長 | スプール径 | ベアリング | 本体価格(円) |
1516SH | 81cm | 7.3 | 215 | 5kg | フロロ(lb.-m)16-100 20-80 |
1.5-200 | 90mm | 36mm | (ボール /ローラー)8/1 |
38800 |
出典:ダイワ
シチュエーション解説
株状に生えている目に見えるエビモ、フサモが狙いやすいのでオススメ! 表層攻めだけど、実はドピーカンの方が反応よし!!
シチュエーションとしては、エビモやフサモのように縦に伸びるウイードが多いエリア。理由はエビモもフサモも目視で確認できるから。見えるストラクチャーやウイード狙いなら簡単でしょ!
中でもなるべく水面近くまで伸びているエビモやフサモが狙いめ。モチロン伸びすぎて水面に倒れているような状態でもOK。ただし、パッチ状になっているよりも株状に生えている方が私的にはオススメです。プレッシャーも少ないですしね。トップというと雨天などローライトの方がよさそうと思いがちですが、ドピーカンでも全然OK! ってか、むしろドピーカンがよいことの方が多いかも。
またフラットなエリアでも浚渫跡でもシャローでもOK。エビモやフサモのように縦に伸びるウイードをクイのような縦ストと考えて狙っていきます。もちろんベイトフィッシュは多いに越したことありませんよ。
ベストマッチルアーはコレ!
パルスコッド【deps】
パルスコッドでなきゃダメっ! ってことではなく、「狙いたい場所(ポイント)でサスペンドするバスの目線より上で、移動距離は少なく、なおかつじっくりと誘えるルアー」ってなるとパルスコッドになっちゃう的な(笑)。
パルスコッドのカップから発せられるボイルサウンドと内部に搭載されたスプリングウエイトによる極めてナチュラルな波動は、アフタースポーン期のニュートラルなバスにスイッチを入れ捕食モードへ。カラーは自分が「釣れそう」ってカラーを選べばOKです。
ガイド前田のパルスコッド使用タックル
■使用タックル…コンストリクターGP (デプス)+ジリオンTW 1516SH(ダイワ)+デュラブラトリプルテン20Lb(ダイワ)
■コンストリクターHGC-64XS/GP
アウトクロスのバットパワーをそのままにスローテーパーへリファインされた高弾性ブランクでありながら、ティップからベリーにかけ緩やかなスムーステーパーが“スッ”と引き込まれる中弾性フィーリングをもたらします。
獲物に巻きつき確実に絞め殺す“コンストリクター”のような性格から、大型ジャークベイト、ペンシルベイトをはじめ、ノリを重視するムービングルアーにおいて、弾かず掛ける適性を高次元で示す。
連続ジャーク時にソフトタッチをもたらし、アングラーの負担を軽減するリールシート&フォアグリップ、そしてトゥイッチやジャークに適したセミ・ショートグリップが採用される。出典:デプス