ジワジワきてます。和歌山・南紀のディープタイラバ
関西圏でもファンの多いタイラバ。リールを巻くだけでマダイが釣れる。そんなシンプルな釣りだからこそ、ちょっとした事が大きな釣果の差となったりするから奥深い。
そんなタイラバで「大きなタイを釣りたい」となったら、遠征する人も多いと聞きます。
でも身近で大型釣りたいじゃん!? そんな所があってほしいじゃん!
そこで注目され始めているのが和歌山・南紀方面のタイラバです。
水深100m前後の深場をドテラ流しで攻めるタイラバでは、実際に多くの大型が上がっているエリア。網にはメータークラスまで入るというから、80cmや夢の90cm、それ以上をアナタがキャッチするかも!? そのポテンシャルは無限大!
ドテラ流しのタイラバでは、ラインが払い出すように出ていくため、従来のバーチカルなタイラバに比べ広く探れるようになります。
まだまだ発展する余地のあるハイポテンシャルな南紀のディープタイラバ。今後の展開からも目が離せません。
ディープでオススメ!グローをさりげなくアピールするタイラバ
そんな南紀のディープエリアで実績を上げているタイラバが、VSヘッドのブラックライオンオリジナルカラー。
「VSヘッド」はハヤブサから発売されているタイラバ「無双真鯛フリースライド」シリーズの一つ。低重心で潮切り性能に優れ、水流を受け流すシェイプなのでディープに持ってこい。
そのVSヘッドのオリジナルカラーがブラックライオンから発売されているというワケです。
ウェイトは75g、90g、120g、150gで、カラーは全4色。
そのカラーは「レッド/グロードット」、「オレンジ/グロードット」、「ブラック/グロードット」、「ブラック/グローハーフ」となっています。
お気付きの通り、すべてのカラーに「グロー」が入っています。水深100mも攻めるディープタイラバでは海中光量が少なく、マダイに気付かせるために全色にグローを採用したモデル。
4色のうち「レッド/グロードット」、「オレンジ/グロードット」、「ブラック/グロードット」の3色はその名の通り、グローのドットが入っています。
そして残りの一つ「ブラック/グローハーフ」は片面がブラック、もう片面がグローとなっています。
カラーセレクト術を学ぶ
そんなVSヘッドブラックライオンオリカラですが、使い分け術はいかがなものか?
ブラックライオン・プロダクトデザイナーの「山本康平」さんに解説いただきました。
パイロット&オールマイティーカラー
パイロット的に、オールマイティーに使えるカラーが「レッド/グロードット」と「オレンジ/グロードット」です。レッド、オレンジともにタイラバではテッパンカラーといえますね。
シルエットをハッキリさせたい時に
シルエットをよりハッキリさせたい時には「ブラック/グロードット」が効くぅ~。色でアピールせず、ネクタイの動きに重点を置いて見せてやる方がよいシチュエーションにはバッチリ。
困った時の仮面ライダー
さて、前述した3色を使ってもダメな時、あるいは周りでも釣れない…そんな時!つまり困った時にとにかく投入してほしいのが「ブラック/グローハーフ」です。テストから超実績の高いカラーでもあるそうです。ちなみにスタッフの間では仮面ライダーカラーなんて呼ばれているようですが、やはり困った時は仮面ライダーが助けてくれるのですね(ちなみに記者は仮面ライダーブラックRX世代)。
3つの弾性を一本にまとめたような、ディープ専用ロッドの決定版
そんなディープタイラバですが、深場のため波や潮の影響も受けるので、ロッドのチョイスも難しくなります。
そこで、ブラックライオンからはディープタイラバ専用ロッドも発売されます(12月予定)。
名前は「ドラード72」に決まりましたぁ。
このロッドの特徴はティップ、ベリー、バットですべての弾性が違います。アタリを感じるセンシティブなティップなのにアタリを弾かないベリー。そしてフッキングしてからは大物にもパワー負けしないバットとなっています。センセィテイブな乗せ調子、そんなロッドになっています。
「弾性の違う3本のロッドのイイとこ取りをして、それを1本にまとめたようなロッドですから、ビルダーさんにもかなりワガママ聞いてもらいましたね」という山本康平さん。毛利元就の3本の矢の話を何故か思い出しました。12月のクリスマスプレゼントに購入してもイイかもしれませんね。
動画もご覧くださいませ☆