今江克隆のルアーニュースクラブR 第1002回「水面系新戦略と優れたi字系の条件」の巻
令和2年アフタースポーン期のオススメ!
こういった基本を抑えて、今回紹介しておきたいのは今週リリースされる「ギルロイドベビー」のウェキングチューンだ。

今週には店頭に並ぶ予定の「ギルロイドベビー」。6月は潜らない「表層直下ウェイキングチューン」がオススメ
アフター回復の時期に「バスロイドJr./TD」の表層直下目視巻きが定番なのは良く知られた事実だ。そして「ギルロイドベビー」はデフォルトのリップオン状態では1~1.5m潜るが、簡単なチューニングでサーチを兼ねて、ビッグベイト専用タックルを用意せずともパワフルなウェイクベイトとして表層直下を探ることができる。

チューニング方法は簡単。着脱式リップをハズし、万力でリップ先端を固定しドライヤーで温めてから曲げるだけ。曲げる部分が大きいほど潜らなくなり、ワイドアクションになる
この6月にはギル型ウェイクベイトとしても、また、霞水系のように1mより浅いレンジの表層直下を巻いて使いたい時に特にオススメなので、是非一度試してみてほしい。失敗してもポリカ板で作製も可能だし、イマカツWEBショップでもパーツ販売する予定ですので、ご安心を。

浅く濁った野池では潜り過ぎて目視しずらかったので、リップをワインドリップに改造したのがことの始まり。霞ヶ浦など濁った激浅レイクでは特にオススメチューンです
優れた「i字系」の条件とは? 次ページで紹介
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