今年は遅れ気味だったフィールドもようやく春を迎え、ソルトの釣りモノもドンドンと調子をあげてきている。中でも産卵から回復した良型のメバルがショアから釣れ始め、春告魚の名で知られるメバリングの本格シーズンが到来した。
このシーズンのメバルは食欲も旺盛で、ジグ単でのワーミングはもちろん、プラグでの釣果も期待できる。特に今年は「メバルプラッギング」がアングラーの間で1つのキーワードとなっている感が強く、各地でプラグによる釣果が多く聞かれる。
そんな旬の「メバルプラッギング」の伝道師とも言えるのが、LEON(レオン)こと加来匠氏。豊富な経験と独自の理論により、プラグで釣れないとされてきたド定番エリアで数々の実績をあげ続けている。
レオンさんといえば、自身のブランドであるインクスレーベルを立ち上げ、長年培ったノウハウを集約した配信型の独自コンテンツ「めばるプラッギングの全て」として我々に届けてくれているわけだが、そんなコンテンツの番外編となる「めばるプラッギングの全て(号外)」が、先日YouTubeに公開された。
動画内では瀬戸内のフィールドを舞台に、状況に合わせたルアーローテーションで、コロコロとレンジの変わるメバルを見事に仕留めあげており、中でも注目したのは、ペンシルベイトを使ったダタ巻きのパターン。
出典:スミス
ミノーやシンペンといったルアーをローテする中で、さらに表層の皮一枚という非常にシビアなレンジ攻略するために使用したのが、CB70(ペンシルベイト)だった。通常、ペンシルは表層でのドッグウォークやダイブでターゲットにアプローチするモノだが、レオンさんはこれをタダ巻きすることで、ミノーやシンペンがトレースできない表層ギリギリのレンジを通してみせた。
その結果、まんまとメバルの追加に成功し、ルアーローテの見本とも言えるテクニックを披露してくれている。このルアーローテーションを駆使すれば、ミノーやシンペンで反応がイマイチという状況下で、さらなる1尾を追加することができるだろう。
また、このルアーローテの意味するところは、メバルがいかにレンジを強く意識して捕食しているかとう証明にもなっており、ルアーローテの必要性をまざまざと物語っている。(ルアーローテに必要な最新プラグは、過去記事:【初心者必見】デカメバル攻略に必須!プラッギングにオススメの最新メバル用プラグをご紹介をチェック)