【エリア/シチュエーション/タックルなど】今が旬の必釣リグ「巻きキャロ」を永野総一朗が完全解説!
皆さん、こんにちは! まもなく6月を迎えようとしていて、あっという間に夏もやってきそうですよね! そこで、今回はここ近年でアフター~初夏の定番リグとなっている”巻きキャロ”について解説していきます。
これからアツくなる釣り「巻きキャロ」
何せ、今が旬の釣り方であり、今年も実際に結果が出てきている釣り方なので、「まず1本をとりたい!」という方には必ず覚えてほしい釣り方。
1週間ほど前までの釣りは基本的に「ボトム展開」がメインでした。狙っていたのは前回の記事でも解説した通り、東岸下物浚渫エリアのハンプ&エビモ。
「スタッガーオリジナル(3.5in/4in/5in)」【ハイドアップ】のテキサスリグやフリーリグ。また、「スタッガースティック3.3in」【ハイドアップ】のジグヘッドなどで狙っていました。
品名 | 数量 | 本体価格 |
スタッガーオリジナル3.5in | 8本入り | 850円 ソルトカラー(非Feco) 840円 |
スタッガーオリジナル4in | 8本入り | 850円 ソルトカラー(非Feco) 840円 |
スタッガーオリジナル5in | 6本入り | 850円 |
ハイドアップ公式「スタッガーオリジナル(3.5in/4in/5in)」詳細ページ
数量 | カラー | 本体価格 |
8本入り | 10色 | 800円 |
ハイドアップ公式「スタッガースティック3.3in」詳細ページはこちら
エビモを転々と周りながら丁寧に釣りを展開していけば、しっかりバスを釣ることができました。
雨によって放水量が増加したことでボトムの釣りが不発
その巻きキャロがハマったキッカケというのが、放水量の増加でボトムの釣りが効かなくなったことでした。
最近、雨で増水したことで放流量が増えて、それまで毎秒23tの放流が一気に毎秒150tに。
これにより本湖に流れが発生。水温もそれまで上昇し続けておりましたが、20℃で上昇がストップ。
基本的に冷たい水はボトムを流れ、流れの速さもボトムの方が速いことから、魚のレンジが一段上に。こうなると、それまで釣れていたボトムの釣りへの反応が急激に悪くなります。
レンジの問題なので、ルアーのシルエットを小さくしたりするだけではダメで、中層だからと言って、単に巻きモノでグリグリやっても反応せず。
こうしたシチュエーションで効果を発揮したのが「巻きキャロ」でした。
1番弱い巻きキャロがハマッた訳とは?
1番弱い巻きモノである「巻きキャロ」は、ベイトフィッシュであるコアユのシルエットとにもマッチしており、動きもそれほど速くないので、スポーニング前後の動きが遅い魚からしても非常に食べやすかったのかなと思います。
ではまず、そんな巻きキャロが効くエリアとボトムシチュエーションをご紹介。
エリア名から言えば、
①浜大津~大津港沖エリアの4mフラット
②下物浚渫エリアのハンプの上
③木の浜浚渫エリアのハンプの上
この中でもエビモやセンニンモなどの高さのあるウィードが必要条件。
高さのあるウィードの周りで、サスペンドしているバスの上に巻きキャロを通して食いあげさせる感じです。
特に今年の浜大津エリアには背の高いウィードが各所に生えていて、流して釣りをするのも十分可能です! 下物や木の浜もできるだけ大きな台地の上に生えたエビモを狙うのが◎です。
より流れの当たる沖側の方が、巻きキャロエリアに向いている印象。