今江克隆のルアーニュースクラブR 第1000回「祝!1000回記念プレゼント&ギルベビのオススメ使用法まとめ」の巻
カスミ水系でブーム中の釣法に対応
最後に、「ギルベビ」を着脱式リップオンにした理由の一つに、霞ヶ浦水系で流行っているビッグベイトの「連続ショートトゥイッチ」への対応がある。
情報ツウの方なら既に知っているだろうが、濁りでバスがルアーを見付け難い霞水系では、ビッグベイトを見付けてもらうために「移動距離を極力抑えたテーブルターン状の首振りアクション」がロコシークレットとされていた。ラインの水切り音をできるだけ抑え、同時に杭等の中層で左右へテーブルターンのように首を振り移動距離を徹底して抑え、バスを呼び出して喰わせるテクである。
もともとクリアな関西圏では、琵琶湖などのウィードの影からバスを引っ張り出す際に効くテクニックだが、マッディな水域でも一度試してほしいビッグベイトの新テクである。
「ギルロイドベビー」の効果的な使い方をまとめると…
総括的に「ギルロイドベビー」はリップレス&ブーツモードでは、バスの警戒心レベルに合わせて「ギルロイドJr.」と全く同じ使い方での使い分けでOK。特に最後まで「目視」で使う場合は絶対このモードがオススメ。
「ギルロイドJr.」でミスった直後に間髪を入れずに「ギルベビ」に速攻チェンジできれば一発で喰わせられる可能性もあると覚えておきましょう。
一方で、目視できない水深でのクランキング使用や中層デッドスティッキングならば、リップオン&ブーツテールが鉄板である。ちなみに自分の場合のフラットテールの使用法は、リップレス&クイックチェンジャー仕様の緩急差で浮いているメスを狙う場合と、かなり限定されると言ってもいいかもしれません。
と言うことでこの「ギルロイドベビー」は、当初5月末リリース予定でしたが、注文数が予定の倍以上に膨らみ生産延長、なんとか6月10日前後には店頭デビュー出来そうな感じです。ルアーニュース連載1000回記念の「ギルベビ」もその中にネジ込んでますので、ゼヒ記憶に残るビッグバスを記念ルアーで仕留めてください!