解説＝宮廣 祥大　Syota Miyahiro

●琵琶湖ガイド情報●
MIYAHIRO GUIDE SERVICE=ガイド受付☎090-6063-4104
出船マリーナ：キャッツボートクラブ（大津市雄琴5丁目1670ー1）
ガイドエリア：南湖メイン時々北湖
ホームページ：http://www.shota-m.com/
ブログ：http://bass.218.exblog.jp
使用ボート…トライトン21HP
遊漁船登録番号：滋賀第44号

釣行に役立つオススメ情報サイト＝「ヤフー天気」。風速はもちろん雨雲ズームレーダーも確認でき的中率もまずまず
琵琶湖オススメランチどころ＝ラーメン藤。雄琴ガスト横隣。チャーハンがオススメ

パターン解説

ハードベイトがさらに面白い季節になりましたが、多用しているノヴェル120HFの急潜行＋深い潜行深度の特長を活かすことで春から初夏まで幅広いアプローチが可能です。例えば早春のプリスポーン期、３m前後のミドル＆ディープに残る縦ストのエビモやカナダモにいるプリスポーナーを、板オモリによるスローフロートチュー ン仕様での高速ストップ＆ゴー。または最大深度まで早巻きダイブさせてからのジャーキングアプローチで2.5－３mの未開拓ゾーンに到達させてジャークベイトの食わせの間を演出することで、追いきれない個体に口を使わせます。

さらに中層に食いあげてこれないコンディションでは、ウイードトップまで一気に急潜行させ、ハイフロートの特性を活かしクランク同様に ウイードに当てて浮かせるウイードコンタクトアプローチが効果的になります。

産卵を終え初夏に近づくシーズンは、水面下でのウキウキパターンへシフト。エビモにサスペンドしたギルを捕食しながら回復する個体に対してブルーギル同様の上下運動アプローチを早巻きのストップ＆ゴーで再現します。通常のショートリップフローティングジャークベイトに比べてノヴェルは倍の深度に急潜行できるため、狭いストライクゾーンを短い移動距離で到達でき、水深のあるエビモや風などで魚が浮きにくい状況でもチャンスゾーンを逃さずにバスの視界に送り込むことができます。

ちなみに巻きモノは、タックルバランス１つで釣果の差が大きく左右されるため、セッティングがとても重要。春＆初夏のアプローチともに高速巻きでのストップ＆ゴーがメインとなるため、リールのギア比は5.8－6がほどよい水噛みとなり、ロッ ドはオープンウォーターでのロングキャスト性能とエビモパッチへのアキュラシー性能を１本でカバーできるX－GLAIVEの72Mがベストセッティングです。

シチュエーション解説

プリスポーニングの春はシャローからミドルレンジに生え残ったエビモやオオカナダモのあるエリアで、ギルやヒウオ、シャイナー系ベイトなどがリンクするタイミングがグッド。産卵回復後から初夏までは、スポーンエリアに生える水面まで伸びたエビモにブルーギルがリンクしはじめるため、縦ストラクチャー環境で上下運動するブルーギルを捕食しながら回復するデカい個体を狙う

ベストマッチルアーはコレ！

短い移動距離で深く潜れる特長から、深いレンジの縦ストラクチャー攻めにおいて、表層まで浮上してきにくいコンディションに対応できたり、板オモリ チューンで浮力のスピードを簡単に調整できるため、さらに深いレンジへの潜行が可能となるジャークベイト

出典：ショータブログ ブレンケンNOVEL120HF詳細ページ

宮廣 祥大のジャークベイト使用タックル

■使用タックル…ファンタジスタ・エックスグレイブ72Ｍ（ピュア・フィッシング）＋レボ・パワークランク６（ピュア・フィッシング）＋バークレイ・バニッシュレボリューション14Lb（ピュア・フィッシング）

Fantasista X-GLAIVE FXC-72M　【宮廣モデル】
広範囲をサーチするクランクベイトやバイブレーションなどの巻物に特化したマルチアーマメント
広範囲をサーチする小型～中型クラスのクランクベイトやバイブレーションなどの巻物に特化して開発された72M　マルチアーマメント。
低弾性カーボン素材を使用した粘りのある7フィート2インチのロングロッドは、キャスト時のリリースタイミングを把握し易く、
軽量ルアーを簡単にロッドに乗せてキャスティングできるため「高いアキュラシー」を維持した精度の高い遠投が可能です。
またロングロッドの特性を活かした「近距離戦でのトレースコース変更」にも対応。
ティップからバットまで綺麗に曲がるブランク設計によりショートバイトも弾かずノセ、フッキング後は不意な突っ込みに対してもロッドが追従してバラシを防ぐ粘りを実現しています。

出典：ピュア・フィッシング公式Fantasista X-GLAIVE詳細ページ

出典：ピュア・フィッシング公式レボパワークランク6詳細ページ