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バス釣りルアーの使い方=ジャークベイト編=琵琶湖-春夏対応=山田祐五、佐藤信治、宮廣 祥大

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日本を代表するビッグレイクで、日本で随一のデカバス出現レイクとして知られる琵琶湖。
そんな琵琶湖での釣りをマンキツするための釣り方、ルアーを紹介します。
出典:琵琶湖のバス釣り完全ガイド・シーズン4

今回紹介するのは、ジャークベイト パターン。

ジャークベイトは独特のアピールとアクションで誘うマッチザベイト直結系アイテム。
ジャークベイトはいろんな方法で使える奥の深いジャンル。

今回はそんなジャークベイトの色んな使い方を山田祐五、佐藤信治、宮廣 祥大さんという3人の有名プロガイドが解説!

早春から初夏までの狙いドコロ&使いドキを赤裸々に公開してくれました!

山田祐五のジャークベイトパターン

佐藤信治のジャークベイトパターン

宮廣 祥大のジャークベイトパターン

解説=山田祐五 Yugo Yamada

写真 (30)

マザーレイク・琵琶湖湖北を舞台に10年以上、独自の経験と理論&テクを武器に数々のモンスターハントを成し遂げてきた「エスケープガイドサービス」の鬼釣らせガイド。連日、奥琵琶湖の超ド級モンスターを追いかけ続けるオトコ。人呼んで「北の鉄人」。岐阜出身・滋賀在住。

●琵琶湖ガイド情報●
エスケープガイドサービス=ガイド受付☎080-5633-1752
出船:マリーナ ファイブオーシャン(長浜市西浅井町大浦1823)
ガイドエリア:琵琶湖全域
ブログ:http://ameblo.jp/yamada-yugo/
使用ボート…バスキャット クーガーFTD
遊漁船登録番号:滋賀第6号

image (9)
釣行に役立つオススメ情報サイト=アプリ「海快晴」風の情報、登録地点が多い。「XバンドMpレーダー」雲の動きが正確

北の鉄人パターン

_MG_8000

パターン解説

水中の季節進行具合により、微妙な使い分けが怒涛の連打撃を生む!
状況に合わせるローテにも注目!!

春から初夏によく使うのがバリソンミノー。ちなみにバリソンミノーを使った釣りは、その時期や透明度などにより使用方法が変わってくる。

まずは春から。早春でまだ冬の気配が残る状態ではデッドスローリトリーブやトゥイッチが有効だ。ただ暖冬でベイトを追い回しているような年はジャークキングや高速巻きが有効になることもある。

通年なら、より移動距離が少ないトゥイッチングがベター。水質が濁っていればデッドスローリトリーブがよい。トゥイッチングは移動距離を抑えたいので1回か2回が基本。人間のリズム的には3回やってしまいがちだが、自分の経験上は1か2回が早春にはベスト。

ポーズの時間は狙っている魚とルアーの距離を考えて決めるとよい。ミノーというルアーの特性上、ウイードの中やロックの隙間に入れていくことは不可能。したがって、モノの上っツラを通してくることになる。ウイードの高さやロックの高さによってポーズの時間を変えていこう。距離があれば長めに3秒から5秒、レンジさえ合えば1秒程度でかまわない。
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春真っ盛りになり、アユが接岸してくると今度は高速巻きも効いてくる。早春に引き続いてトゥイッチングも有効。これぐらいからは3回トゥイッチ。リーズフロントなど超シャローではバリソンのフローティングを使った表層ライズアップもアユが多い年は有効になることがある。この場合は若干スローフローティングを調整する必要がある。

初夏になるとジャーキングメインで広く探ることがほとんどで、メインはバリソンのサスペンド。ポーズは短かめ1-2秒。バスのレンジが深ければ2秒ぐらい、ほぼハイシーズンなので4mぐらいあがってバイトしてくることも珍しくない。魚礁などのディープやロックのミドルなどではバリソンのフローティングを使用し、ジャーク&ライズアップで移動距離を抑えて使うと表層でボコボコということもある。

シチュエーション解説

最大のキモは、ミノーが持つトップクラスのリアクション効果!!
あらゆる季節も対応可能な万能系がコイツ

バリソンミノーを使うエリアやシチュエーションだが、これに関してはディープからシャローまでベイトとスクーリングフィッシュという要素が重なれば、ほぼすべてで効くと考えてよい。
春はアユ、夏ならハスが絡めばかなり期待が持てる。使用レンジは深ければシンキングに、さらに深ければヘビキャロにしたりと、レンジの合わせ方は何とでもなる。リアクションが効く状況において、ミノーは様々なルアーの中でトップクラスに魚を反応させることができるルアー。固定概念を持たず様々なエリアやシチュエーションでどんどん使ってもらいたい。

ベストマッチルアーはコレ!

バリソンミノー130 サスペンド、フローティング【デプス】

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サトシンじゃーくべいと
出典:デプス公式バリソンミノーSP詳細ページ

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クリアウォーターでの朝夕はメッキ系、昼はクリア系と使い分けるのが自分の中では基本。マッディウォーターは朝夕ゴールド系で、昼はピンクかチャートの出番が多い。

 状況によってフローティング、サスペンド、チューンしたシンキング版も用意

状況によってフローティング、サスペンド、チューンしたシンキング版も用意

山田 祐五のジャークベイト使用タックル

■使用タックル
ロッド:サイドワインダーHGC-65HR/GP「ハザードマスター」(デプス)
リール:メタニウムXGレフト(シマノ)&RD-SCプラス96mm(スタジオコンポジット)
ライン:シーガー・R18 フロロリミテッド14-20Lb(クレハ合繊)

■ハザードマスターHGC-65HR/GP
ジャークベイト、ジグヘッドスイミング、ノーシンカー・スティックベイトをより繊細なアクションで誘い、障害物とバイトの違いを明確に区別させる張りのあるブランク特性と、シャロークランクやジグスピナー等のミドル級ムービングルアーに至っては障害物をタイトに攻め抜き、スムーズなティップ~ベリーがノリきらないバスをしっかりと捕らえるという、優れたルアーコントロール性能とフッキング性能を誇る。
ウィードを振りほどくようにスル―させるレギュラーテーパー、ノリ重視バーサタイルモデル。

出典:デプス公式ハザードマスター詳細ページ

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