ライトロックゲームでこそ実感できる!SWベイトフィネスの魅力
石川県金沢に帰省した時は毎年、能登をランガンして、手返しの良いベイトフィネスで「ライトロックゲーム」を楽しんでいます♪
メバル、アジやロックフィッシュ狙いも夜の釣行が多いアングラーが大半と思いますが、タケノコメバルはデイゲームでも十分ゲームが成立します。日中はそのウイードや岩陰、テトラの穴にタイトについている事が多く、また目の前にしっかりワームをアプローチをしないと食ってこないケースがほとんどになります。
バスフィッシング感覚で狙う、タケノコメバルのライトパンチングゲーム
そこで1つオススメなのが、「ライトパンチングゲーム」。
どういうことかと言いますと、北陸では冬も意外とウイードの生育がよく、場所によっては表層までビッチリだったりします。そのカバーをダイレクトに、テキサスやリーダーレスダウンショットリグなどで攻めていき、藻ごと、魚を引きずり出してくる非常にエキサイティングなスタイルです。
感覚的には、琵琶湖のパンチングで50cmUPのバスをカバーから引き出す感じに似ており、それを手軽にライトにした感じです。
そもそもソルト用のベイトフィネスロッド(ABU製品)は、遊び心を多く取り入れたコンセプトなので、バットセクションはあえて柔らかめ。20cmのロックフィッシュでもポイントから藻ダルマになって引き出してくるのは、もう「ヒヤヒヤ」。「ヤバいのが食ったのかな」と思わせるスリリングさが魅力です。
実際にルアーニュースさんで2018年の5月に、能登タケノコメバル取材を動画付きでやっていますので、こちらも併せてチェックして頂けたらと思います。
タケノコメバルは夏にかけて水温が上がってくれば活発にルアーを追っかけてきてバイトするのですが、冬から春のデイゲームは根魚の目の前でワームをシェイクとリフト&フォールを繰り返して口を使わせるイメージが必要です。
また、タケノコメバルは藻に付いてるエビや小魚を食べている事が多く、落ちていくモノに強い反応を示します。他のハタ類を狙う時より丁寧にルアーをフォールでしっかり見せるのが肝になってきます。
例えば、重いシンカーで反応がない場合はワンサイズ、リグを軽くするとかの工夫が必要です。タケノコメバルは、着いているポイントがある程度限られているため、着いていそうなポイントだけ効率良く、手返しでキャスト回数が稼げるベイトフィネスのタックルがまさにピッタリなのです。
タフな時や魚が小さくても、ベイトフィネスは軽いシンカーを扱いやすいので、食わせる戦闘力はかなりの武器です。
もちろん、ヘビー過ぎるカバーや魚が大きいポイントでは、ロックスイーパーのロッドのような専用の強めのタックルが必要です。ライトカバーもしくは30cm未満と魚が大きくない場合のオススメとして、ガチロッドではなくSWベイトフィネスのロッドが面白いでしょう。
コスパに優れたソルティースタイルのベイトフィネスロッドと、ロキサーニBF8の組み合わせでお気軽に楽しむもよし、ハイエンドの超高感度、超軽量のEradicatorシリーズで本格的に魚を狙うのもよし。是非、フィールドにスピニングタックルにベイトフィネスタックルをプラスして、メバルやアジ、ガシラやタケノコメバル狙いと、これからの時期、最も熱いライトゲームを楽しんでくださいね!
お願い
根魚は釣り人がキープすればしただけ、フィールドからいなくなる魚です。極力、必要以上のキープをしないように心掛けましょう。根魚は生命力が強い魚です。リリースしてあげれば生存率が非常に高いので、将来このゲームを楽しみ続けるためにも、リリースを是非お願いします。
トモ清水でした~!
See you soon!
■トモ清水使用ベイトフィネスタックル(お手軽派)
ロッド:Abu Garcia SaltyStyle Baitfinesse STBC-732MLS-KR
ライン:バニッシュレボリューション10lb
リグ:バブルスピア2.2インチ、チェックメイト3.5g、5g、リーダーレスダウンショット5g、ダート系ジグヘッド5g、テキサスリグ3.5~7g
■トモ清水使用ベイトフィネスタックル(本格派)
ロッド:Abu Garcia Eradicator Baitfinesse EBFC-610LT、74MLS
リール:Abu Garcia Revo ウルトラキャストBF8
ライン:Super FireLineカラード 1.0号
ショックリーダー:バニッシュレボリューション14lb
リグ:バブルスピア2.2インチ、チェックメイト3.5g、5g、リーダーレスダウンショット5g、ダート系ジグヘッド5g、テキサスリグ3.5~7g