これからの時期、特にアフター回復系が多くなってくると、バックウォーターや岸沿いなど、各所でベイトとなる小魚を追いかける姿を目にするように。
「ボイル」というやつですね。
このボイルが記者は苦手で、スグにルアーを投げてもなかなか食わなかったり、そもそもルアーが届かなかったり、歯がゆい思いも数知れず…。
というわけで、今回はボイル撃ちに最適。…というより自発的にボイルを発生させてしまうというコンセプトのメガバスルアーをご紹介!
フライングX【メガバス】
ボイルを起こすトリガーベイト「フライングX」。
サイズ | ウエイト | タイプ | フックサイズ | 本体価格 |
52.0mm | 3/16oz. | シンキング | #8 | 1600円 |
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特長
「フライングX」の最大の特長は、そのギミックあり気な独特なシルエット。
反り返ったボディに、上部についたアイ、そしてワンフック仕様。巻くだけで水の抵抗を受けて浮きがあり、本当にバスに追われているかのような水面を飛び跳ねる「ライズアップアクション」を引き起こします。
もう少し詳しく見ていくと…
ヘッドの下がフラット形状になっていて水を下に受け流す仕組みになっています。これで着水後の立ち上がりの良さと浮上する力を生み出します。
ルアーが水面から飛び出してからは、腹部のV字形状により、ラインの張りやジャンプ時のバランスによって進行方向を変え、左右へ蛇行するようなアクションを生み出せるようになっています。
ヘッド下のフラット形状と腹部のV字形状でもダートアクションにはなるそうなのですが、水面を舐めるように蛇行してしまい、ピョンピョンと逃げる魚のようなキレの良いアクションとは言えなかったそうな。
そこで、ボディを反った形状にすることで、水へのからみ方を改善。
ラインアイをボディ上部に配置して、着水時の初めに水に接する位置をボディ前方に移動。さらに、アクションの安定性とジャンプ時の角度を調整するため、アイ調整と重心位置を変更したそうです。
そうすることで、極限まで接水する面積を減らすことができ、軽快な水離れを実現し、ピョンピョンアクションを生み出すことに成功したとのこと。
この「フライングX」の特長を最大限に活かすロッドアクションは、ロッドを立ててゆすりながらのリトリーブ。
これで、水面をぴょんぴょんと飛び跳ねて予測不能なアクションを発生。
ぴょんぴょんと、まさにバスに追われている小魚さながらのアクションで、バスにスイッチが入る…いわゆる自発的にボイルを発生させられるというわけなんです。
「あそこのボイルまで届かせたい!」なんて時ありますよね。「フライングX」はスピーディに動かすことを前提に作られているので、シンキング。そのため飛距離はバツグンなんです。