使用「ジグヘッド」、「シンカー」、「フック」、「ソフトベイト」について
ロックフィッシュゲームは、まるでバスフィッシングのように色々なメソッドが存在します。
スピナーベイト、チャターベイト、クランクベイト、メタルジグなど…挙げたらきりがありません。
今回のリポートは、確実に最初の1匹を釣ることに主眼を置きたいためこの辺りは割愛。
定番のジグヘッドとテキサスリグの2パターンで解説していきます。
まずはジグヘッドリグから。画像のように、最近ではよりアピールを高めバイトに導くブレード装着型のジグヘッドが発売されています。
画像は「コールアップヘッド」【エコギア】の30gですが、ヘッドの下に延びた2本のロアアームが特長で、重さに任せて広く探る際に適したタイプ。
また、一般的なジグヘッドは「イワシヘッド」【エコギア】の11g~14gあたりをチョイス。こちらは、どちらかというと中近距離の中層から、ボトムのサーチベイトとして使うイメージです。
次はテキサスリグ。
結局のところ、お約束のようにこのリグに頼ってしまう自分なのですが、そのスナッグレス性と変化自在なウエイト設定などのおかげで、どんな状況にも即応できるため圧倒的に出番が多いです。
バレットシンカー選定の最近のマイブームは、「ブラスシンカー」(35g)【フジワラ】。
シンカーの材質には、タングステン、ブラス、鉛と大別できるが表面硬度を考えるとタングステン、続いてブラスが固く、ボトムの察知能力に優れ、それが起因して根掛かりが少なくなるという相乗効果が。鉛は昔からある伝統的なパーツだが、その材質の柔さかさで根掛かりを誘発するようです。
フックについて最近の好みは、「ピアスフック」【リューギ】。
ラインアイにソフトベイトをセットするための“らせん状”の、要はバネ(メーカーにより呼称は様々 ピアス、ツイストロック、ワームキーパー等)がついているモデルです。
オフセットフックを長い間使っていたのですが、過去にはどうしても根回りを通した時、ワームがずれてしまいムダ打ちになるということも。このフックにしてからはソフトベイトがずれるといった事が激減しました。
ズレやすいからフッキングが決まるといった考えもありますが、オフセットフックと比べた場合、シルエットの保持能力はかなりのものが。
装着するソフトベイトは、何はともあれ、「グラスミノーL」【エコギア】をお試しあれ。
グラスミノーが誕生して恐らく25年は経っていると思うが、そのヒット率は衰えることがなく現在に引き継がれていて、まさに温故知新とはこのことだ。
数あるカラーの中で試してほしいカラーは、北陸クリアーホロNo.323と、ハイプレッシャーマジックNo.464。
まずはこの2色のローテーションをぜひ試してみてください。
キジハタをメインに狙った場合、何らかの影響で昨日と同じカラーが通用しないというケースが散見されるんですが、この相反する派手と地味なカラーをうまく使い回してもらえれば。
もちろん自分の得意なカラーや好きなカラーでも大丈夫。相反するカラーをうまくローテーションしてその日のベストを見つけるという点が重要です。
気を付けたいこと
山形県周辺の沿岸は100m投げたら水深は5mと…と先に例えましたが、基本は遠浅であるいうことが前提。
要はどのポイントも似たり寄ったりなんですが、地磯ゆえに波がでた時は潮を受けやすく危険な場合もあるので、しっかり海況を見定めてほしいと思います
最後にアングラーとして最低のマナーであるライフジャケット、キャップ、偏光グラス、スパイクシューズは必ず装備してくださいね。
以上を参考に、ぜひ釣行に出かけてみてはいかがでしょうか。
サンライン(SUNLINE)
ソルティメイト(SaltiMate)