ルアーフィッシングのトピックをこまめにお届けする釣りの総合ニュースサイト

LureNews.TV YouTube Channel

今江克隆のルアーニュースクラブR 第999回「吊るさない吊るし!? が変えるデカバス事情!仮想TOP50弥栄湖戦」の巻

連載:今江克隆のルアーニュースクラブR
  • X
  • Facebook
  • Line
  • はてなブックマーク

「吊るし」の先のテク「吊るさない吊るし」!?

その先を一歩先んじるため、新たなルアーの開発を秘密裏に進めていた。特に自分がフィネスの部分で意識したのは「吊るさない吊るし」を実現することである。

ビッグベイトがフィネス並みにビッグバスを釣れる理由は、正確にサスペンドでさせることで粘れることに秘密がある。しかし、ワームを完璧にサスペンドさせることは極めて困難である。最近注目されている「ホバスト」も吊るさない吊るしを目的にした一つの答えだと思う。そして完璧に浮かせることのできる素材「エラストマーワーム」の進化にも2020年は大注目だ。

「吊るさない吊るし」、それは即ち「ホバリング」させることでもある。2020年はエラストマールアーの劇的進化の年になると予言しておこう

プロトの「アベンタクローラーRS」を羽根がもげるまで使い倒し、4位入賞した黒田健史プロ。 万歳リトリーブでのナンチャッテ釣るし巻きは「吊るさない吊るし」の大きなヒントである

そしてもう一つ、弥栄湖戦のために極秘で準備していた最大の戦略的開発タックルが存在する。こちらは25日発売のルアーマガジンの連載で全貌初公開しているので、こちらで幻の対弥栄戦ロクマル攻略戦略を見てほしい。

正直、コロナ禍のせいで一度も試合で使うことなく極秘開発してきた戦略を明かしてしまうのは残念極まりない。ただ、タックルの、ルアーの進化は、確実にバスフィシングをもう一つ先のステージに導いてくれる。だからこそ、「エサ釣り」とはまた違う無限の創意工夫の楽しさが、バスフィッシングには今も存在するのだと思っている。

4 / 4
前へ
釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR(ルアーニュース アール)」