今江克隆のルアーニュースクラブR 第999回「吊るさない吊るし!? が変えるデカバス事情!仮想TOP50弥栄湖戦」の巻
本来なら今週はJB・TOP50第2戦弥栄湖のプリプラを終えて本戦での戦略を組み立てていた頃だろう。
コロナ禍のため開幕戦遠賀川が不定期延期となり、弥栄湖戦も延期。特に今回2度目の春開催となる弥栄湖戦は、前半最大の山場となるサイトフィッシングの激戦となることは間違いない試合だった。
オフシーズンから綿密にこの試合に照準を合わせて準備していただけに、今回の開催延期は残念でならない。
今週は39都道府県で緊急事態宣言も解除されたので、今の時期に最強となる仮想・弥栄湖戦の戦略を書き残しておこう。
スポーン混在期に最適な釣り方とは?
3年前と同時期開催となる弥栄湖戦、ミッドスポーンとアフタースポーンが混在するこの時期の最強パターンが結果的に何だったのか、この試合を体験したプロなら鮮明に覚えていることだろう。
まず最初に覚えて起きたいことは、もはやTOP50でベッドのサイトフィッシングは今のTOP50レベルで簡単すぎて初日1日すらももたない、計算価値すらない負けパターンと言うことだ。事実、初日の朝イチでベッドを確認できていたグッドサイズのバスは瞬時に釣り切られ、TOP50ではベッドのサイトだけでは勝ち目がないことが改めて明らかになった。
結局は、「ベッド以外のバスを釣る方法」を確立していなければ、TOP50レベルでは予選落ちの成績に終わるということだ。
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