「エコギアアクア」シリーズが登場したのは2009年。ルアーとエサの融合というコンセプトのもと、その後続々とリリースされていく画期的な人気ソフトベイトシリーズとなりました。
そして2017年、さらに魚の本能を刺激しタフコンでもバイトを引き出す「エコギア熟成アクア」が誕生。
天然素材が本来持ち合わせている旨み成分を酵素の力で引き出す「熟成」という手法をマテリアルに採用した、アクアを超えるアクアとして今なお人気のソフトベイト。
ごく簡単にいうと、従来のエコギアアクアから、さらに味とニオイをプラスし、魚が旨いと思うマテリアルとなっているのがエコギア熟成アクアです。
今ではバグアンンツにスイムシュリンプ、リングマックス、さらに新たに追加されたスーパードジョウなどなど…名だたるソフトベイトに熟成マテリアルが採用されています。
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タイラバ専用の熟成
そんな熟成アクアの中で、タイラバトレーラー用としてリリースされているのが「エコギア熟成タイラバアクア」です。
今回はタイラバ特集記事ということで熟成タイラバアクアに改めて迫ってみます。
まず、熟成タイラバアクアにはクワセフラップスリムとクワセカーリースリムの2種類があります。
ちなみにその2つに超お得な「増量」パックが登場することも既報の通りです。
【エコギア熟成タイラバアクアの公式製品ページは→コチラ】
強波動を嫌う時の強い味方
ニオイと味がさらに強力になったと聞くと、ガンガンハイアピールしたい時に使いたくなるかもしれませんが、むしろ渋~いタフコンで食性に訴えていけるのが「熟成」の強みといえます。
熟成タイラバアクアの2種にはどちらも「クワセ」「スリム」という言葉が製品名についています。食わせ系のスリムなトレーラーといえます。
エコギアには熟成じゃない方、オリジナルの「タイラバアクア」があります。
こちらは3種がラインナップされています。
その中のひとつ、元祖のタイラバアクアカーリー95と同じくカーリー系の熟成タイラバアクアクワセカーリースリムを比較してみましょう。
タイラバアクアカーリー95は…
熟成タイラバアクア・クワセカーリースリムは…
もちろん単純なサイズダウン版ではないのですが、同じカーリーでもバルキーなのが元祖のタイラバアクア、スリムなのが熟成タイラバアクアなのです。
つまりは、大まかにいうと波動でガンガン拾っていきたい時はタイラバアクア、熟成タイラバアクアはそんなアプローチが通用しづらい時に効果を発揮しやすいのです。
オールラウンドのフラップ、微波動のカーリー
そのような具合で、タイラバアクアと比較すると波動は若干大人しめ、味とニオイが強力なのが熟成タイラバアクアとなります。
この前提の上で、熟成タイラバアクアの中でオールラウンダーなのがクワセフラップスリム。シルエットも細長く、ヌードル状に吸い込みやすいマダイが好むシルエットといえます。
クワセカーリースリムは食わせ性能に薄く控え目なカーリーの微波動系。強波動は嫌いながらも味とニオイにちょっとした微波動を…なんて時には投入してみたいアイテムとなります。
ちなみにですが、波動控え目で味とニオイの食わせ性能が高い「熟成」は警戒心の強い大型マダイを呼ぶ傾向もあるとか…。ぜひ試してみてください!