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【渓流/ヘラブナ/磯釣りなど色々な釣りを経験】家邊克己がアジングにハマるまでの過去を振り返る!

連載:家邊克己の「週刊!アジングマニアックス」
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それから当分の間磯釣りにハマる

それ以来、沖ノ島通いが始まり、以来20年ぐらい年中、週2日沖ノ島に通いました。

グレ、イサキ、クエ、ブリ、タマメ、ヒラマサ、シマアジ、アオリイカなどを狙い、四季を通じて通い尽くして磯釣りのノウハウを学びました。

その中で毎年5月くらいになると、沖ノ島にキビナゴが産卵に押しかけくるのですが、それを追いかけてブリからメジロが沢山接近してきます。

 

初めて出会ったルアーは”メタルジグ”

ですので、その当時の漁師はラパラの大きなミノーをケンケンと呼ばれる船から出した2本のロッドに付けて、ブリを釣っていました。

当時懇意にしていた渡船の船長も漁師だったので、ちょっと乗れといわれてブリを釣らせてくれました。

手で釣り上げるので辛いだけで全然面白くありませんでしたが、これは磯でルアーでやれば釣れるのではないかと思い、帰り次第釣具屋に行き、当時売っていたファトムというメタルジグをしこたま買いこみました。

 

ショアジギングなど、ほとんどやっている人がいない時代でしたので、強めのシーバスロッドを買って翌週早速試しに行くと、ガツンと引ったくられ、何がなんだか分からない内に70cmくらいのメジロを2人で10本ほど釣ることができました。

メチャクチャ面白かったのと、船長にいったら船長も商売になると思ったのか常連のお客さん皆にその情報を流し、翌週には渡船のお客さんのクーラーがまるで違う結果に(笑)。

皆が皆、メタルジグを投げ、にわかルアーマンばかりでした(笑)。

これが僕のルアーとの出会いで、これから少しずつルアーの世界に入って行くようになりました。

 

アジングにハマったキッカケとは?

それから間もなく家業が忙しくなり、昼の釣りができなくなり大好きだった鮎釣りも仕事前のひと時にやるだけになっていました。

前からやっていたアオリイカ(高知ではモイカ)をメインの釣りにしようとエギの開発までやっていました。

そんな時にメバルを釣りに行った愛媛の愛南でメバルは全然釣れずに、アジが入れ食いになったことがありました。

入れ食いなのですが入れバラシで、それがメチャクチャ悔しくてどうすればバレないようにできるのかと毎晩通って考えていました。

それから、巻いて釣るのではなく、フォールを意識して向こうアワセではなく、こちらから喰わせの間を取ってアワセにいくことで、バレないことが分かりました。

そこから面白くて完全にハマり、しかも寝る時間さえ我慢すれば毎日でも行けるので、そこから愛媛通いが始まったわけです。

なにせ夢中になってしまうタイプなので、週に4日くらい仕事が終わったら片道170kmをへともしないで通い、愛媛の地元の人よりも愛媛の海にいる時間が長いくらいでした。

それから今までアジだけを追いかけ、国内は元より海外までも行き、完全にアジに取り憑かれた男になってしまいました。

 

色々なノウハウが詰まったアジング

僕のアジングは、これまでの色々な釣りのノウハウが詰まったアジングですので、ルアーしかやっていない方とは見方や攻め方が違います。

ルアーは確かに擬似餌で魚を騙して釣りますが、アジングに関しては違うと僕は考えます。

餌と同じようにワームを考え、磯釣りと同じように潮を考え、川釣りと同じように障害物に当たる流れを考えて餌が溜まる場所を見つける。

で、そこにワームをどう届けるかがすべてだからです。

これからもこのような視点から皆様にアジングをご紹介していきたいと思います。

 

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