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琵琶湖の人気ガイド「なすび」による、これからの時期に効く“巻きキャロ”のススメ。

寄稿:中谷 翔一(なすび)
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巻きキャロの使い方

 

巻きキャロのタックルセッティング、出しどころをご紹介しました。

さぁ、後は投げるだけ。肝心のアクション方法は…はい、いたって簡単!基本的に投げて巻くだけです。

コチラもざっくりの説明になりましたが、もう少し丁寧に。

①まずはキャスト(できるだけ飛距離を出してください)

②着水後は沈めずにすぐに巻きはじめる

③ゆっくりカーブフォールさせながら巻く

④ボトムもしくはウィードに当たるまでゆっくり巻く

⑤何か障害物にシンカーが当たったら、ハンドリングで外します(ロッドであおって外してはダメです)

⑥スルッと抜けて外した感覚があれば、また障害物に当たるまでゆっくり巻く

これを繰り返すだけ。

ゆっくり巻く…どんなイメージかと言うと、なすびの場合はギア比・水深にもよりますが、1回転3秒ほどのリーリングスピードで巻いていきます。とにかく「障害物に当たるまでゆっくり巻く」これがキモ!

私は巻きキャロをはじめ、スコーンリグ、チャターベイト、バイブレーション等 巻物はほとんどこの使い方です。(クランクベイトは例外なので使い方が変わります)

 

テールに塗り塗りして釣果UP!?

たまらんばい永野さんがよく行う裏技?なんですが、スタッガーワイドツインテールのテール部分を塗り塗り。渋くなったときとか、もう少しアピールしたいときにオススメです。

 

巻きキャロベストな時期

 

巻きキャロは、5月中旬から11月が良く釣れます。

これは、水温が上がりブルーギルが活発に動く時期。巻きキャロを巻いていると、ブルーギルがテール部分をビンビンっと突っつきます。

キモはそこで我慢して巻きつづけること。スタッガーワイドツインテールにブルーギルが数匹追いかけて自然的なアラバマリグのようになりバスの捕食スイッチが入る、そしてバイトにつながるというわけです。

 

オススメカラー

巻きキャロで使用するオススメカラーについてですが、基本的に全カラーオススメ(笑)

クリアな時は水に馴染むカラー、濁っていればシルエットの発揮するカラー…と普通の説明をしてもしょうがないので、なすび的オススメカラーを一つご紹介いたします。

シニカケギルです。これが、なぜか良く釣れます(汗)

特に、6月は状況問わずこのカラーの実績が高いです。ゲストさんと投げ比べをしても、このシニカケギルには敵いません。

なぜ良く釣れるのか?なぜ6月なのか?バスに聞かなければ最終的な理由はわかりませんが、毎日湖上に出ていて、確かな『釣れる実績』がありますので、自信をもってこのカラーをオススメします。

 

巻きキャロ動画

出典:YouTubeチャンネル「brushbiwako」

たまらんばい永野さんが巻きキャロの説明を動画で行っております。

是非ご覧ください。

 

出典:YouTubeチャンネル「なすびTV琵琶湖バス釣りガイド」

私、なすびの発信する「なすびTV」でも、巻きキャロを使ってワイワイ楽しく行っている動画です。こちらのチャンネル登録も宜しくお願い致します(笑)

 

さんざん巻きキャロ推しですが…底物としても抜群

もちろん 巻かずにそのままのセッティングで底物としても十分釣れます(笑)

圧倒的に底物優位な状況や、口を使ってくれないセレクティブな状況では、この巻きキャロセッティングで底物として「ズルズル」っとズル引きして使います。

琵琶湖ではデカいバスが釣れ、デカいルアーが目立ちがちですが、こういったフォロー的ライトリグも必要な時代になってきてますね。

 

そしてどうしようもない爆風時にも

先ほど、巻きキャロが底物としても有効…と、お伝えしましたが、爆風時にも威力を発揮します(原稿書いていて思いますがホント凄い万能リグです)。

これはボート釣りに関した話ですが、琵琶湖ではどうしようもない爆風な時ってありますよね。

もちろんベタ凪が珍しく、しょっちゅう爆風と向き合わなければいけない琵琶湖ですが、どうしようもなく、ボートを流すだけ(流されるだけ)な状況にも、このキャロをドラッギングで使用してみてください。(もちろん安全第一でお願いします)

 

ボートでのキャロのドラッギング方法とは

・まずは風上にキャスト(飛距離でなくても大丈夫です)

・大体、6ヒロ(9mほど)ラインを出します

・後はロッドを下に置き、ロッド、ラインの角度を90°~120°にして待つだけ

ロッドアクションは何もしなくて大丈夫です。何もしなくてもボートがルアーを引っ張り、ロッドにルアーが障害物に当たり、勝手にスルっと回避する感じが伝わってきます。

この方法で何もせずに待っていると「グンっ」という当たりを感じられます。爆風時に是非!

※ヘドロやごはんですよがあるスポットワームが隠れてしまうのではオススメしません

 

最後に

 

いかがでしたでしょうか?

誰でも簡単に、そしてデカいのが釣れるこの「巻きキャロパターン」は今からがベストシーズン。

釣りに足を運んだ際は、巻きキャロをタックルに忍ばせてみてください、必ず釣果の手助けになってくれると思います。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。 琵琶湖なすびガイドサービス、今後とも是非よろしくお願い致します。

 

ハイドアップ(HIDEUP )

現役トッププロ吉田秀雄が代表をつとめる琵琶湖そば滋賀県大津市を拠点とするルアーメーカー。 異例のロングランヒットを続けるスタッガー・オリジナルをはじめとする、スタッガーシリーズやHUクランクシリーズなどのワーム、プラグやロッド「マッカ・シリーズ」など、こだわりのアイテムを多数輩出。

 

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