今江克隆のルアーニュースクラブR 第998回「釣果テッパン!フラット系ワームの注目リグ&使いこなし法」の巻
自粛ゴールデンウィークがようやく終わった今週は、それでもまだまだ緊急事態宣言は継続中。
なかなか気軽に釣りに行けない状況だが、そんな時こそ、しっかり座学を勉強して、来たる脱コロナ開幕に備えておこう。
さて、今週は既に最高気温が30度を超える暑さで、各地の釣り場もミッドスポーンから野池などはアフタースポーンへと移行している頃だと思う。
この時期の釣り方としてテッパンはもちろんサイトフィッシングが最強になるのだが、サイトが苦手な人にとってブラインドで「普通に」釣れるテッパンルアー「フラット系ワーム」について解説しよう。
フラット系ワームと言えば…
いまや一ジャンルとして定番化したフラット系「ギル型(ブルーギル型)」ワームだが、ギルをイメージさせるため、ミッド、アフタースポーンのデカメス・ブラインド攻めの最右翼的存在になる。
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昨年から秘かに釣れまくってるフラット系「フラットヘッドカーリー」。 テールをカットするとグライド、パタパタアクションがギルそのもの
まず近年、各社からギル型フラットワームは多種多様にでており、その特徴として瀕死のギルがクルクル回りながら泳ぐ姿をイメージさせる、スパイラルフォールがあまりにも有名だ。
このスパイラルフォールを最初に世に問うたのは、USプロのマイク・アイコネリ氏による「バークレー・ビースト」が元祖だと、認識している。
アイコネリは、当時「ビースト」をジグヘッド&PEパワーフィネススピニングで使用していた。当時の彼の映像ではスパイラルフォールではなく「グライドフォール」と表現されていた記憶がある。実際の「グライドフォール」に関しては、インスタグラムの動画を参考に。
ちなみに「グライドフォール」は、実はノーシンカーでネイルシンカーをお腹に入れたり、フックシャンクにオモリが付いたグライダーリグより、むしろジグヘッドやペグで固定したライトテキサスリグのフリーフォールの方が活き活きとしたスパイラルアクションを出せることも覚えておきたい。
グライドフォールだけじゃない!フラット系ワームの使い方を紹介