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市村直之直伝!ゲーリーインターナショナル「ハートテール」シーズンごとの使いドコロ。

寄稿:市村 直之
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琵琶湖のバス釣り完全ガイド2020

みなさん、こんにちは!市村直之です。

今から6年前の2014年に登場した、ゲーリーインターナショナルのシャッドテールワーム「ハートテール」。

2019年には3.5inchが登場したことも記憶に新しいところ。

ホームの琵琶湖で長くテストをして生まれたハートテールは、実に使いドコロが多く、年中活躍するワームなんです。

今回はハートテールの生みの親ならではの、パターンやテクニックをシーズン別にご紹介したいと思います。

 

市村直之(Ichimura Naoyuki) プロフィール

ミックバスクラブ所属の鬼釣らせプロガイド。史上最年少でJB・TOP50に昇格した実力派であり、的確なシーズナルパターンを得意とする人物。琵琶湖では特にラバジ&ワーミングが好物。1984年10月生まれ。

 

春はハートテール+スイムジグ

まずは春から!

スポーニングを意識したバスが待ってましたと言わんばかりにシャローを目指してくるシーズンです。

琵琶湖だと、越冬ポジションであった5m以深のレンジから水温上昇に合わせて4m・3m・2mと徐々にレンジを上げていくんです。

 

その時、バスが意識しているのが“ウィード”の存在。バスが求めるレンジにウィードがあるかどうか?が、エリア選択の肝になってくるのです。

使用するのはハートテールをトレーラーにしたスイムジグ。

 

スイムジグを使用するにあたり、1つポイントが。

ハートテールをセットするスイムジグを…

4m→5/8oz、3m→1/2oz、2m→3/8oz

というふうに、自分の中でレンジ別にシステム化しておくと、自分が引いているレンジとウィードの存在が簡単に把握できるようになります。

 

キモは巻き方にあり

あとはバイトが出るエリアやレンジを集中的に狙っていくのですが、ハートテールをセットしたスイムジグでキモとなるのが巻き方!

スイムジグに限らず、ハートテールを使う際に1番のキモになってきます。スイムジグの場合は…

最初ゆっくり→ボトムに当たったらスピードアップ→最後はまたゆっくり

これが大事!

この巻き方をする事で、スイムジグにセットしたハートテールが最初から最後までしっかりとアクションしてくれます。

 

 

また、最初と最後にバイトが出る場合はバスが浮いていたりするので、更にレンジを上げて狙ってみたりするのも効果的です。

 

カラーローテーション

基本的には「思いっきり投げて、思いっきり巻きまくる」がスイムジグの醍醐味。シンプルな釣りだからこそ、カラーローテーションは必要不可欠になります。

僕の場合は、スイムジグのラバーカラーにハートテールのカラーを合わせて“一体感を生む事”が絶対条件で、後は水の色やベイトに合わせるといったイメージ。

その中でもおススメなカラーが

194N/194と297N/297のTHE定番カラー。

左:194N/194 ウォーターメロンペッパー 右:297N/297 グリーンパンプキン/ブラックフレーク

どんなラバーや水色にもマッチして使い勝手の良いカラーですから、悩んだらコレ!

そしてお次はツートンカラー。よりリアルにベイトを意識したカラーになるので、定番カラーとのローテーションで更にバイトを誘発させます。

215N/322の派手ナチュラルカラーと、341N/000のギル系カラーがおススメ。

左:215N/322 ニューシナモン/スモールブルーフレーク/パールブルー 右:341N/000 ダークブラウンブルーギル(ノンソルティ)/クリアーラミネート

水がステイン系の少し濁った状態では前者を選択し、逆にクリアーな状況では後者を選んでみて下さい。

最後にタックルですが、スイムジグに適したタックルはティップが柔らかめのヘビー又はミディアムヘビーのロッドでレングスは7フィート以上のものがベストです。

それにセットするリールですが、僕のおススメはローギアモデル!

1回転の糸巻き量が少ない為、ハイギアモデルに比べて安定してレンジをキープする事ができるのと、バイトを誘発するチャンスを増やす事ができます。

 

僕が使用するSHIMANOのバンタムMGL PGはコンパクトボディーで剛性も強く、ラインキャパシティも大きいのでおススメ。

ちなみにラインは東レのエクスレッド16lbこれ一択です。

 

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