今回はナマズのお話。
特にこれから夏にかけてのハイシーズンはトップウォーターにもどん欲に食らいつく、ゲーム性抜群のターゲットとなります。
近年は専用ルアーやタックルなどが登場しているのです。
デイゲーム・ナイトゲームそれぞれで楽しめるナマズフィッシング
ナマズは夜行性ですが、日中の時間帯でもお構いなし、猛烈な勢いでバイトしてきます。
その強さはランカークラスのバスの引きにも劣りません。
また体長も80㎝にもなる大物もかかってきますので、タックルやラインもその強固な引きに対応できるものを選ぶのが良いでしょう。
一般的にナイトゲームにおいてトップ系のルアーが使用されることが多くありますが、デイゲームでも十分にトップへアタックしてきます。
ルアーのチョイスは基本的にバスと同様で問題ありませんがフックはフッキング性能を上げることを考慮してバーブレスにすることがオススメです。
ナマズが潜むポイント
ナマズは日中と夜で行動パターンが変化します。
日中はストラクチャー(障害物)や日陰などに身を潜め、目の前や頭上に落ちてきた虫や魚、カエルを待ち構えて捕食します。
一方で夕方から夜にかけては活性が上がり、活発に泳ぎ回り、トップウォーターなどにもどん欲にアタックしてきます。
一度でバイトできなくても、そのあとすぐ何度もアタックしてきます。アクションは入れずタダ巻きOKで強烈な引き…ビギナーにもオススメできる理由がそこにあったり!
生息は日本全国の川や沼、田んぼなどの用水路など広くに生息。バスに近い生息ポイントですが、最大の違いは浅瀬を好むこと。
特に雨が降ったあとの濁りが混ざった状態では日中でも活性が高く、表層付近への反応は格段に上がります!
これからの時期は特に浅瀬で泳ぐことも多く、橋などの上からでもその姿を見かけやすくなります。
楽しくトップゲーム
ナマズとのひと時を楽しむならなんといってもトップ系ルアーがオススメです。最近人気の羽根モノ系はもちろん、フロッグ系が有名どころ。
最近ではナマズ専用の羽根モノにルアーとして夜に見えるようケミホタルが取り付けられるものも登場するなど、盛り上がりを見せています。
なんといっても一番はバイトの瞬間の水面の爆発!この瞬間こそ釣りの醍醐味ともいえるでしょう。
上記でも触れましたが、フックはバーブレス推奨。これはナマズへのダメージ軽減と併せて、フッキング率を上げる目的があります。
ナマズの口は分厚く、バスよりも固いためなかなかフッキングが決まりにくく、カエシを潰したバーブレスでフッキングを向上させます。
またナマズはウロコがない粘液質な膜が体表を覆っています。(しかも触るとなかなかぬるぬるが取れない)
また、口には細かい紙やすりのような歯があるためバス持ちは危険です。フィッシュグリップやプライヤーなどでフックを外す際は専用の道具を使うのをオススメします。
トップで楽しめ、その引きの強さはランカークラス、重量感は野鯉級、そんなハードでヘビーなファイトこそナマズフィッシングの魅力といえるでしょう。