パターン2:フリーリグ
季節の進行とともに水温が上昇し、アフターから回復した魚が増えてくると、スクールになって泳ぐ魚が増えてきます。
津風呂湖のスクールは数もさることながら良いサイズのバスが多く、デカイ魚が表層近くを泳いでいるのが見えるので、見ているだけでも興奮してしまいます。
また、赤土で比較的なだらかなバンクの岬などでは、ワカサギなどのベイトが溜まりベイトを追ってボイルする姿が多く見られるようになります。
普通に考えれば、マッチザベイトでベイトに合わせたルアーやワームで表層を逃げ惑うベイトを演出したり、i字引きなんかで狙うのがセオリーですが、すべてのバスがそういったベイトをメインに補食している訳ではないんです。
サイズの良いバスほど泳ぎ回らず、デカイエサを好んで補食しており、ウナギなんかも生息している津風呂湖では、そういったデカイ個体に対してはロングワームが効果的。
狙うエリアは、カレントにより反転流が出来るエリアや風が当たっているワンドなど。そういったエリアにレイダウンやスタンプなどのストラクチャーや、オーバーハングなどが絡んでいれば更に良いスポットとなります。
流入によるカレントが少ない津風呂湖では特に、風によるカレントとダムの放水によるカレントが重要になりますので、その日の風向きやダムの放水はしっかり確認し意識しておきましょう
そこで使用するのが、ロングワームのフリーリグなんです。
私の場合、7グラムのシンカーを基準に、狙うスポットの水深や風の状態でウエイトを変えていきます。
釣り方はフリーリグをキャスト後フリーフォールさせ、シンカーが着底後もしばらくはラインテンションを張らずに待ちます。
シンカー着底後からのワームのフォールとワームが着底してからの倒れ込みで喰わせる為、この間が重要になります。
水中でのワームの動きをしっかりとイメージし、ワームが倒れ込む間をしっかり取りましょう。そこから更にダウンヒルで落とし込んでいく際も、あまりロッドは大きく動かさず、小さなストロークでリフト&フォールからのステイを繰り返します。
そして、この釣りでも使用するラインはBMS AZAYAKA。
どちらの釣りでも、フリーフォールからラインテンションを張らずにステイさせることが重要。AZAYAKAを使用することで、ラインの変化でバイトを確実に獲ることができます。
また、マーキングにより自分のルアーの位置や水深などがイメージし易く多くの情報を得ることができます。
良く派手な色が着いていてバスからラインが見えて見切られやすいのでは?などと聞かれたりもしますが、私の考えではクリアでも色が着いていても魚からはラインは見えています。
ラインの存在を一番バスに気付かせないのは、提灯などの吊るし系の釣りでラインが水中に入っていない状態を作ること。
しかし、どうしても水中にラインが入ってしまう釣りの場合は、カラーよりもラインテンションを張らないことが一番バスにラインの存在を気付かれないと考えており、ラインテンションを張らなくてもラインの変化が目で見て分かるAZAYAKAは、ラインの存在感を消すことと釣り人からは見えるという相反する要素を持った最強のステルスラインといえます!
今はなかなか外出しづらいタイミングではありますが、皆さんも気軽に釣りに行けるようになれば、ロングワームとAZAYAKAで津風呂湖のグッドコンディションのバスを攻略してみてくださいね。
津風呂湖ではガイドも行っていますので、興味のある方は宜しくお願い致します。一緒にグッドコンディションの津風呂湖バスを攻略しましょう!
・ノーシンカー用
ロッド 6フィート5インチ Mスピニング
リール 2500番スピニングリール
ライン サンライン シューターFCスナイパー BMS AZAYAKA 5~6ポンド
ルアー ベイトブレス Bein8インチ(ノーシンカーワッキー)
・フリーリグ用
ロッド 7フィートMHベイトロッド
リール ジリオンSV TW
ライン サンライン シューターFCスナイパー BMS AZAYAKA 14~16ポンド
ルアー ベイトブレス Bein8インチ、12インチ(フリーリグ)
シンカー フィッシュアロー フリリグシンカー5~10グラム