ヘルメットでおなじみのアラマキシンヤです。
今回はマルチピースロッドでの「トラベルフィッシング」についてお届けします。
一口にトラベルフィッシングといっても、がっつり釣りメインもあれば、旅行のついでに…なんて時もあるでしょうし、スタイルによって様々。 そこで僕が紹介したいのが、そのどちらにも属することのできる「トライザ」というメガバスの新機軸ロッドなんです。
アラマキ シンヤ(Shinya Aramaki) プロフィール
トライザとは?
昨年メガバスで新しいコンセプトの3ピースのトライアングルバスロッド『トライザ』が誕生いたしました。
メガバス公式「トライザ」詳細ページはこちら
トライザは1ピースシャフトで不可能だった「3分解シャフト」のそれぞれに、「独自の機能を発揮させる」という発想で開発されました。
ロッドティップは「TENTION(張り)」を発揮させ、ベリー(胴部)には「TORQUE(引張強度がもたらす粘り)」に、バットセクション(元竿部)には、「RIGIDITY(ねじれ等に対応する剛性と負荷に応じる耐性)」を、それぞれに発揮するジョインテッドコネクターを装着。
3つのコネクター部位にそれぞれ特化させることで、1ピースロッドでは具現化できなかった殊勝なロッドです。
平たくいうと、1ピースと遜色なく扱えつつ、3ピースの各セクション(パーツ)が最大限のパワーを無駄なく発揮できるということです。また、ライフスタイルの中で溶け込みやすいクラシカルな作りが僕自身も気に入っています。
出典:YouTubeチャンネル「Megabass Channel」
ちなみにデザインアワード界のオスカー賞と称されるIF(国際フォーラム)デザインアワード受賞作品だったりもするんですよ。
沖縄釣行タックル
トライザの魅力についてお伝えしたところで、続いてはトライザを使った実釣。
実は、この冬に沖縄に1週間ほどいってきました。
沖縄といえば、年間通じて温暖な気候で、釣りに人なら誰もが一度は訪れたい地。また、沖縄本土はもちろんのこと、大小様々な島もあり、多様に魚が生息しています。
今回は旅行についでのちょい釣りというわけで、タックルも最小限に抑えていどみました。
トライザはライトゲームで扱いやすい、スピニング1本とベイト1本の計2本を用意。
メインとなるスピニングはバーサタイルに使用できるF2-70XSTZ+PE1号+リーダー10LB。
巻き物用としてベイトはF3-68XTZ+PE1号リーダー10LB。
陸っぱりのちょい釣りなので、ルアーは30cm前後までの魚を想定して、ライトプラグ達を用意。
① GH70 FLAT SIDE(SP)
② GH55 HEAVY DUTY(S)
③ GH50 FLAT SIDE(FS)
④ FAT BEAGLE(SS)
⑤ MAKIPPA5g
①~③までは本来はトラウト用のミノーですが、どれも軽いトゥッチングでキレのあるアクションでアピールしてくれるので対メッキ用に用意。 サスペンド・シンキングタイプの理由は足場の高いところでも足元まできっちり探れて、流れの中でも扱いやすいためチョイス。
④のおなじみFAT BEAGLEは、しっかりと水を押してくれるので、サーチベイトとしてもオススメ。 岩礁帯などのストラクチャーまわりでも、根にいる魚にティンセルフックのゆらめきが+αアピールされると見込んでセレクト。
⑤ のMAKIPPAはサーフなど広範囲にさぐるために用意。 魚種問わず魚をとにかく釣りたいっていうのもあってサイズは5gをセレクト。 なんせ、MAKIPPAは色んな事態を想定して2~3個ボックスに忍ばしておくだけで安心できるバファリン的な存在。
…と、こんな布陣で挑もうと準備したわけです。