【エメラルダスMXイカメタル】ダイワのイカメタル専用ロッドシリーズにハイコスパモデルが登場

2020年04月27日

イカメタル専用ロッドが多数ラインナップされているのが、ダイワの「エメラルダス　イカメタル」シリーズ。

エメラルダス・イカメタルシリーズは、これまで４万円台～５万円台のハイグレードな「エメラルダス AGS イカメタル」と「エメラルダス AIR AGS イカメタル」、それから１万円台の絵エントリーモデル「エメラルダス　イカメタル」の３種が登場していました。

そんな中、2020年はその中間グレード、コスパの高いモデルが登場します。

エメラルダス MX イカメタル【ダイワ】

2020年5月登場予定

このエメラルダス MX イカメタルは、高密度HVFカーボン採用、そして高感度・高強度のメガトップが採用されているのが大きな特長。

そしてスムーズな曲がりを実現するV-JOINT［V-ジョイント］、さらに感度に優れたエアセンサーシートが採用されるなど、２万円台という比較的低価格なのに、ハイグレードロッドに迫るテクノロジーがふんだんに使われたコスパの高いモデルになっています。

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エメラルダス　イカメタルシリーズの比較表

シリーズ名	継数	本体価格(円)	採用されている主なテクノロジー				自重	全機種数	ベイトの機種	スピニング機種
エメラルダス AGS イカメタル	2	56900～58,000	■AGS	■SMT（スーパーメタルトップ）	■HVFナノプラス	■X45	80～98g	7種	N乗せ5本、K掛け１本	K掛け1本
エメラルダス AIR AGS イカメタル	2	43,000～44,700	■AGS	■MTメタルトップ	■高密度HVFカーボン	■X45	83～89g	6種	N乗せ3本、K掛け2本	K掛け1本
エメラルダス MX イカメタル	2	25,300～25,900		■MEGATOP[メガトップ]	■高密度HVFカーボン	■X45	76～79g※未定モデルあり	6種	N乗せ4本、K掛け1本	N乗せ1本
エメラルダスイカメタル	2	15900～17,100		■ソリッドティップ		■ブレーディングX	88～98g	7種	5本	2本

表記＝■AGS ＝エアガイドシステム）

エメラルダス MX イカメタルは全６本がラインナップ

全６本のうち５本はN=乗せ重視モデルで、レギュラーテーパーの「乗せ」を重視したモデル。６本のうち１本は操作性を重視させたファストテーパーの「掛け」を重視したモデルになっています。

Nシリーズ、Kシリーズともに高感度・高強度のメガトップを採用され、穂先は視認性の極めて高い蛍光オレンジで塗装されているため、目感度抜群でアタリを見極めやすくなっています。

品名	全長（m）	継数（本）	仕舞（cm）	自重（g）	先径/元径（mm）	スッテサイズ (g)/(号)	PEライン（号）	カーボン含有率（％）	メーカー希望本体価格（円）
N65XULB-S	1.96	2	103	未定	未定	10～75/3-20	0.4～1.0	未定	25300
N56ULB-S	1.68	2	89	76	0.8/6.9	20～95/5-25	0.4～1.0	97	25300
N65ULB-S	1.96	2	103	80	0.8/8.9	20～95/5-25	0.4～1.0	97	25600
N65LB-S	1.96	2	103	未定	未定	30～115/8-30	0.4～1.0	未定	25900
K60LB-S	1.83	2	96	79	0.8/7.4	30～115/8-30	0.4～1.0	95	25600
N63ULS-S	1.91	2	100	76	0.8/7.9	20～95/5-25	0.4～1.0	96	25300

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エメラルダス MX イカメタル
６本それぞれの特長をご紹介

N65XULB-S

シリーズ中、最も「乗せ」にこだわったモデル。全体的にしなやかな調子にしながら75g（約20号）のイカメタルにも対応するため、標準よりもややソフトでしなやかな調子が好みのアングラーにオススメ

N56ULB-S

「乗せ」コンセプトの中心的モデルN65ULB-Sの調子はそのままに、レングスを大幅にショート化させたモデル。操作性がよく、ティップへの距離も近くなるため目感度が向上し、アタリも分かりやすい軽量で取り回しも良いため、女性アングラーにもオススメしたいしたいモデル。

N65ULB-S

「乗せ」コンセプトシリーズ中、レングス、調子共にイカメタルのど真ん中と言えるモデルで幅広い状況に対応可能。これからイカメタルゲームを始めるアングラーに最初の1本としてオススメ

N65LB-S

「乗せ」コンセプトではあるものの115g（約30号）クラスの重めのイカメタルやオモリグで狙うエリア用に開発したやや張りを持たせたモデル。山陰方面や九州エリアをホームにしているアングラーにお勧めしたいモデル。

K60LB-S

積極的に誘ってアタリを捉える「掛け」コンセプト。軽量イカメタルから115g（約30号）クラスの重めのイカメタルまで幅広いウェイトに対応させたショートモデル。

N63ULS-S

繊細に誘ってアタリを捉える「乗せ」コンセプトの中で、幅広いサイズのイカメタルに対応させたスピニングモデル。バーチカルだけでなく軽いキャスト後のテンションフォールで狙ったり、ベイトタックルの連続使用で疲れたり、攻め方や気分を変えたい時などに1本持っておくと何かと重宝するモデル。

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解説動画もぜひチェック

出典：YouTubeチャンネル「 DAIWA Salt Lure Channel」

エメラルダス MX イカメタルに採用されているテクノロジー

■MEGATOP[メガトップ]

メガトップは、繊維と樹脂が均一に分散するカーボンソリッドであり、どの方向にも同様の曲がりを見せる。更に通常のカーボンソリッドに比べて強度が飛躍的に向上。これにより細径で柔軟、ハイテーパーな穂先を作ることが可能。カーボン素材特有の手に響く感度はもとより、穂先に表れる視覚的感度も大幅に向上。

■V-JOINT［V-ジョイント］
スムーズな節の曲がりが理想の調子とパワーアップを実現。節の合わせ部分にDAIWA独自のバイアス構造を採用。合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度が向上。

■HVF［エイチブイエフ］

ロッド性能に最も影響を与えるカーボンシートにおいて、ダイワはカーボン繊維そのものの高弾性化はもちろん、カーボン繊維を取りまとめる接着剤的な樹脂（レジン）量に着目。贅肉とも言えるレジンの量を減らして代わりにカーボン繊維の密度を高めた「高密度HVFカーボン」はより筋肉質でパワフル。粘りや強度を重視した竿に最適な素材となっている。